旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

みなとみらいで映画とガーデン

2022年06月18日 10時26分05秒 | 月一映画

昨日は横浜みなとみらいまで昨日公開の映画を観に行きました。
わざわざ出向いたのは近隣の映画館で上映していないから。

PLAN75
舞台は75才になったら自分で生死を選べるという法律ができた近未来の日本
主人公は78才、独身、無職、借家、縁者無し。
彼女の選択は・・・
小さなエピソードを重ねながら静かに淡々と物語は進みます。
映像が暗めで、そのせいか妙にリアリティーがあって、本当にこんな時代が来るんじゃないか・・・と感じながらあっと言う間に観終わりました。
人間の尊厳とか生き続けることの難しさと苦しさとかを考えさせられ、とても切なく感じました。
主人公の倍賞千恵子さんが、老いを隠さずさらして演技していて、それもリアリティーの元なのかもしれません。
現代社会に対する、一つの問題提起なのでしょうか。

(ポスター画像拝借)

「人生100年時代」に逆行するような物語でしたけど、超高齢化社会ではあり得るかもしれない、という怖ろしさも感じましたし、自分のこれからの人生設計を改めて考えさせられました。
多くの方にお勧めしないけど、DVDが出来たら観て欲しい映画ですし、何より国に観て欲しいわ。


映画を観終わって息苦しくなった(マスクのせい)ので、気分転換と新鮮な空気を吸いに新港中央広場まで歩きました。
広場に入ってすぐに、パッと目に飛び込んできたアガパンサスの群生
一眼レフを持って行けば良かったな~コンデジで撮影
青と白のアガパンサスのミックス植えになっています。

青と白は海をイメージさせますね。

入り口付近ではダリアと、

ピンク色のユリが可愛らしく、

その上ではニューサイランの花が咲いていました
初めてみました。
なんてダイナミック

赤レンガ倉庫を背景に
アナベルの白い波~

クロコスミアや

このサルビアは何という名前だろう
それにしてもニューサイランの花が素晴らしい

モナルダなどの宿根草や、一年草も咲いていました。

赤レンガ倉庫側の外周を歩きます。
ブッドレアが満開過ぎていましたかね~

ロシアンセージとランドマークタワー

アナベルの波、再び~
アナベルと匍匐性のコニファーのコンビが、打ち寄せる波っぽくて好きだな

入り口に戻る前にスティパの波が~
夕方の光を浴びてキラキラに光っていて、「風の谷のナウシカ」の最後のシーンを思い出したり~
この輝くスティパに是非出会ってほしいな~


桜木町への帰り道、振り返りみる新港中央広場
こんなにハッキリベイブリッジが見えるなんて

映画の影響が薄れて、ガーデンを見ることのできる日常が一層愛おしくなったのでした
ちょっと重い映画を観るときは、みなとみらいが良いかもしれない


他にも映画は何本も観ていますが、それは後日アップしま~す。

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