旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

「モネ 連作の情景」展へ

2023年11月15日 11時52分53秒 | ライフスタイル

昨日は「上野の森美術館」へ「モネ 連作の情景」展を観に行きました。
クロード・モネの作品だけを集めて展示している展覧会です。
これまで何度か印象派展を観に行っていますが、モネの作品は数点で・・・という企画展には、モネ好きとしては正直モヤモヤする物がありました。
しかし今回の展覧会は「モネの代表作60点以上」を展示しているとのこと。
モネのフアンとしては行くっきゃないでしょう

この写真のパネルの下では大勢の方々がチケットを購入するために並んでいましたが、私は事前にネットで予約しチケットを購入していたので、すんなり入場できました。

入り口ではジベルニーのモネの庭の映像が流れ、足元は睡蓮の葉のデジタルアート
睡蓮の池に入り込んだような~テンション上がります

今回展覧会はクロード・モネの作品が「印象派」と呼ばれる以前から時系列で展示されており、いかにして「印象派」となったのか、が絵画を通してとても分かりやすくなっていました。
下の写真はポスターですが、初期のサロン〈官展)に応募していた頃の作品で、人物画や写実的な絵も描いていたのだとわかります。

その後サロンを離れ、ドガらと若手で「グループ展」をするようになり、それが「印象派」と呼ばれるきっかけになったそうです。
旅をして同じモチーフを違う季節や時間で描くようになり、それが「連作」の発端になったのではないか・・・との音声ガイドの話でした。
後半の展示では写真を撮ることのできる絵があり嬉し限り
ロンドンのウォータールー橋を描いた三作は、上から「曇り」「夕暮れ」「日没」と時間で雰囲気が違うのが記録に残せますし。

「睡蓮の池」
やっぱり睡蓮の池の絵が好き


芸術には全くの素人ですが、好きなものは好きなわけで、こうしてクロード・モネの絵を沢山観ることができて幸せな時間でした
入場人数に規制があるのか、会場内では立ち止まってじっくり絵画を鑑賞できたのも良かった
願わくばもう一度観に行きたいと思える展覧会でした。
おススメです

ギフトショップ入場に30分弱かかるようだったので、今回は割愛しました


上野の森美術館の丘から、スカイツリーが良く見えました

会場を後にして、アトレ上野店の「アフタヌーンティー」のティールームへ
「モネ連作の情景」展とコラボしたメニュー「渋皮栗と紅茶のパフェ」を頂きました。
「積みわら」がモチーフなのかな
ほぼ全国のアフタヌーンティー・ティールームで販売しているらしいですが、感動をすぐに再度味わいたくて
美味しくいただきました。


展覧会のネット予約と入場制限はコロナ禍のおかげかな~と思います。
何時間も待って入場して、人の頭越しにしか作品を観られないうえ「立ち止まらないでください」とアナウンスされる日本の展覧会
これが芸術鑑賞なのかとずっと疑念を抱いてきましたから。

芸術の秋~でもありますね。
気温は冬だけど


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