旅するガーデナー

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東京芸術劇場で現代的なシェイクスピア演劇を

2024年03月23日 09時30分12秒 | ライフスタイル

一昨日、池袋へお芝居を観に行きました。
池袋西口を出ると不思議なリングが
このリング下に野外劇場があり、その名前でもありました。


グローバルリングに隣接する東京芸術劇場は、1990年に芦屋義信氏の設計で完成した劇場やコンサートホールを有する都立の複合施設。
全く知りませんでしたが、今回「リア王」を観に行くにあたって調べてみると、どうやら名建築のよう
ガラスのファサード(建築物正面部のデザイン)が近代的でカッコ良く、とても目立ちます。

建物に入ると、ガラスを通して光が降り注ぐような大きなアトリウム空間になっています。
青空が見えてとても開放的で気持ち良いです

2011年に大規模なリニューアルをしたそうなので、内装は建築当時と違うようです。
二階にはすりガラスの天井があり銀杏の模様が付いていました。
銀杏は東京都のシンボルだからかしら

設えられている椅子にも一つ一つ個性が合ったり、半球体にくりぬかれた天井にカラフルな絵画が描かれていたり、彫刻がアチコチに飾られていたりと、建物内にも色々なデザインがあって楽しい

劇場内は写真撮影不可だったので、公式ホームページを見てくださいね。
座席の配置に配慮があり、とても観やすかったです。
劇場へ出向く際は、こうした建築の観察も面白いです。


昨年「ハムレット」を観て、「やっぱりシェイクスピアは面白い」と再確認し、これからは年に一本はシェイクスピア演劇を観ようと決めました。
今年は「リア王」
段田安則さんがリアを演じるとどうなるのだろう・・・という興味もありましたが、他は全く調べずに行きました。

「リア王」とは、ざっくり言うと、自身が引退して三人の娘に領土と財産を分けた後(末娘は辞退)長女と次女に蔑ろにされ、挙句気が狂ってしまい・・・という物語。
そしてその内容はとても深くて普遍的で、シェイクスピア作品はどれもそうなように、色々な人間劇が織り込まれています。
今回の演出はイギリス人のショーン・ホームズ氏で、とても前衛的実験的現代的な「リア王」でした
舞台にはパイプ椅子やコピー機やウォーターサーバーが置かれ、服装はスーツやワンピースなど。
場面に出ていないはずの人物が舞台の端に佇んでいたり・・・と、今まで観てきた「世紀の悲劇」とは思えない設定でした。
それが演出であり表現方法なのでしょう。
実に面白い
俳優さんたちはお上手なのでしょうけど、舞台の雰囲気と動きから「マリオネット」のように見えてしまって、それが悪いことではなく、何者か(大きな力か)に動かされているような感じがしましたかね~
とても刺激的な「リア王」でした。
俳優さんの中ではエドマンドを演じた玉置玲央さんのヒールぶりが「光る君へ」と重なってしまいました。

シェイクスピア演劇には、どう調理しても変わらない素材の素晴らしさがありますが、初見の人々には「何が何だか・・・」ではないかしら
飽きるほど観てきた人々には「新鮮」だったかも。
現代のシェイクスピア劇は、そうした流れなのかもしれません。


ロビーには役者さんたちに花が届いていました。
なかでもこの胡蝶蘭にはビックリ
花びらに桜の花がスタンプされているようで「化粧蘭」というようです。


観劇後、自分の感想をまとめるために小休憩
「プレハウス」隣の「Cafe des Arts」に寄りました。
丁度「リア王」とのコラボメニューがいくつかあり、その中で「HonestyHeart」(ホットホワイトチョコレート)」を頂きました。
末娘のコーデリアをイメージしているのかしら
美味しくて温まる~

この施設にはレストランやオープンカフェなどいくつかあって、食事するだけでも楽しそうです。

それにしても、シェイクスピア劇観劇復帰二本目が超現代的演出とは
クスクス笑いが周囲にこぼれそうでした

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