スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

ライオン橋

2021年07月10日 | 日記

 

 

堺筋に架かる橋。

 

大川として流れてきた川は、中之島を挟んで南北に分かれます。

北側が堂島川、南側が土佐堀川と呼ばれています。

中之島へ渡る、堺筋の橋がこの橋です。

 

 

 

 

正式名称 難波橋。

 

” なにわばし ” とよみます。

狛犬の様に、阿吽のライオン像です。

橋の欄干の南北に。四体のライオンが置かれています。

 

 

 

 

これが中之島の方向です。

 

東の端から、西側を見ています。

遠くには、中之島公会堂が見えています。

 

https://blog.goo.ne.jp/joearchi/e/329b9a658a0d12e0690fc5151541b3f4

 

手前のアールの形状の建築物が、京阪電車のなにわ橋駅です。

 

 

 

 

橋の中間にあるモニュメントです。

 

大阪市の市章 ” みおつくし ” が刻まれています。

白い手摺にも、同様に造り込まれています。

 

 

 

 

橋上から見、た土佐堀川です。

 

阪神高速の環状線が見えています。

大阪の動脈ですが、こうしてみるとかなり無粋な感じに見えます。

首都高では約20年かけて、日本橋辺りの地下化工事を進めるそうです。

2040年には、日本橋の上には青空が戻るようです。

 

 

 

 

なにわ橋は、元々はここに架っていた橋でありませんでした。

704年ごろ、行基によって架けられたそうです。

この橋を含む3つの橋が、整備されました。

天神橋、天満橋と共に、浪華三大橋と呼ばれていました。

その後1915年に、一筋東の現在の場所に架け替えられています。

 

 

 

 

南の西側のライオンです。

 

当時の天王寺動物園のライオンがモチーフにされています。

車で通ることが多い堺筋ですので、

なかなかゆっくりと見ることはありません。

大阪は南北の通りを筋、東西の通りを通りと呼びます。

慣れるとわかりやすい感じです。

京都ではどちらも、通りと呼びますのでなかなか覚えにくい感じです。

 

 

 

 

ここが198.7mの橋の終点です。

 

御堂筋線と京阪電車の北浜駅になります。

この先に、大阪証券取引所があります。

西へ行くと、大阪市役所にあたります。

 

浪華 八百八橋 のひとつライオン橋。

 

以前は、ここを市電が走っていたそうです。

現在は地下鉄になり、その姿は見えていません。

紀州街道として、堺へ向かう道だったことことから、

堺筋と名付けられています。

 

現在は、北行きの一方通行の道になっています。



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