スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’20 夏 加賀 5

2020年08月24日 | ’20 加賀

 

 

時代劇の撮影ができそうな街。

 

長町武家屋敷跡を歩いていると、見学できる施設がありました。

立派な門構えの建物です。

この街自体を、詳しくはスカウティングしていませんでしたので、

街並みを散策するつもりでやってきました。

 

 

 

 

長町研修塾とあります。

 

歴史的建造物の修復や維持管理の為の技術を学ぶ場所として、

設立された金沢職人大学校の施設のようです。

ここで学んでいた方々によって、修復されたもののようです。

 

 

 

 

見学可能なようですので、見てみることにしました。

 

庭がかなり丁寧に整備・手入れされているようです。

植栽には新しいものもありますが、剪定され美しく見えています。

金沢市を主体とした団体で、運営されています。

 

 

 

 

少し雁行して、玄関が造られています。

瓦などは綺麗に吹き直されています。

残念ながら、建物の内部には入ることはできないようです。

ここは伝統芸能などの練習場として、使用されています。

 

 

 

 

玄関の横を曲がって、奥へやってきました。

 

ここにも石灯篭が置かれ、奥へと続く美しい敷石が敷かれています。

以前訪れた桂離宮にも、美しい敷石が敷き込まれていました。

この観光客の少ない時期に、また行ってみたくなりました。

 

 

 

 

玄関奥の取次と呼ばれる場所です。

その奥には中廊下があり、和室へとつながっています。

 

中の雪見障子なども、きれいに修復されています。

雪の金沢では、必要なアイテムに感じます。

また雪の頃に、やってくるのもいいのかもしれません。



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