スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’07 夏 サントリーニ ・ アテネ 37

2011年05月30日 | ’07 サントリーニ・アテネ

 

 

昨日は、仕事の前に早朝から ” 欧州チャンピョンズリーグ ” の決勝戦。

仕事から帰って ” F-1 モナコGP ” とテレビっ子状態でした。

 

あの難しい、市街サーキット ” モンテカルロ ” 5位入賞は立派です。

中断さえなければ、4位も可能でした。

 

小林可夢偉 に今年は期待です。

 

 

パルテノン神殿の正面 へと廻ってきました。

弾劾へのアプローチが難しい為、正門は西側に作られています。

 

いつも写真で見るのは、 裏側 にあたります。

 

 

 

 

 

 

この神殿は15年の歳月をかけて、 紀元前432年に完成 しています。

 

すでに2,500年余りが経過しています。

柱についた汚れが、歳月を感じさせています。

 

このあたりも、彫刻の入ったレリーフ等が飾られていたそうです。

 

 

 

 

 

 

全周 160mと言われるこの柱頭部分に、 約90枚ものレリーフ がはめられていたそうです。

 

そのほとんどが失われてしまっています。

一部は、 アクロポリス博物館 に保存されているそうです。

 

また 大英博物館 にもあるそうです。

近隣諸国の大切な物の一部は、イギリスが持って帰っているようです。

 

 

 

 

 

 

神殿の内部を少しですが、見ることができます。

 

壁の一部や、開口部の飾りが見えます。

この部分は水平面が残されています。

 

 

 

 

 

 

壁の上部にも、細かく刻まれた彫刻が見えます。

2,500年もの昔に、これだけの細工を施していたことに驚かされます。

 

いつも遺跡を見る度に感じます。

 

完全な状態のものを、見てみたいと....

 

叶わぬことなのは、分かっているのですけどね。

 

 

 

 

 

 

側面部分 です。

 

横に廻ってみると、失われている部分が増えている気がします。

この状態なら、いつ上のものが落ちて来ても不思議はありません。

 

 

 

 

 

 

エレクティオン が見えています。

 

廻りには、こんな大きな石がゴロゴロしています。

このあたりから切り出されたのか、ここまで運んできたのか?

 

どちらにしても、大変な労力です。

 

 

 

 

 

 

先ほどの、 イロド ・ アティコス音楽堂 が見えています。

 

下から見上げていた場所に建っていることになります。

アクロポリスを一回りしました。

 

東側へと降りて、次の遺跡を見学しようと思います。

 

それにしても、アテネの夏は暑い!



post a comment