スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’22 春 青森 ・ 弘前 46

2022年07月17日 | '22 青森

 

 

この街のシンボル、弘前城。

 

現在は、長期の修復中です。

石垣のはらみがあり、

天守閣を曳家して修復工事を行っています。

元あった場所から、ここに移されています。

 

 

 

 

こんな展望台が、設置されています。

 

スロープと階段が造られています。

壁には歴代のさくらまつりの、

ポスターのレプリカが貼られています。

” 棟方志功 ” 作と書かれています。

 

 

 

 

弘前城 天守閣。

 

小さなものに見えます。

 

高さは、14、4m。

 

現存する三層の天守では、一番小さいものです。

改修工事の為、2015年にここへ動かされています。

石垣の上にないと、より小さく見えてしまいます。

三層の天守閣は、2代目のものです。

 

 

 

 

築城当時は、五層の天守閣でした。

 

元あった天守は、1609年に建てられています。

ですが、1627年の落雷によって消失しています。

武家諸法度により、

再建築することが長くできなかったようです。

 

現在の天守は1810年に、

三層として再築されています。

 

 

 

 

現在の天守の重量は、約400t。

 

3か月かけて、この場所へと曳家されました。

本来なら、2021年度に工事完了する予定だったようです。

想定外に、時間がかかっています。

現在の技術によって、より強いものになるのでしょう。

 

 

 

 

岩木山が、美しく見える場所への移動です。

 

築城の際にも、美しく見える場所が選ばれたのでしょう。

本当に、きれいな山です。

歴代の藩主も、この山を見ていたのではないでしょうか。



post a comment