スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’18 夏 ランペドゥーザ 73

2018年11月19日 | ’18 ランペドゥーザ

 

 

サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会

 

朝食をいただくために、教会の廻りを一回りしてきました。

裏側からアプローチしてくると、こんな中庭に出てきました。

 

中央に噴水のある、静かな中庭です。

 

 

 

 

見上げると教会は、こんな風に見えます。

 

かなりの大きさです。

ルネッサンス期には、ミラノで一番大きな建築物だったそうです。

この中庭を囲む回廊と共に、ドナト・ブラマンテにより改築されています。

 

 

 

 

噴水の向こうに、教会の入口が見えています。

 

スフォルツァ家の命により、グィニフォルテ・ソラーリによって、

1469年に完成されたゴシック様式の教会です。

 

その後、スフォルツァ家の霊廟として改築することが決定し、

それを任されたのがドナト・ブラマンテです。

 

 

 

 

かなりボケていますが、教会に入った場所です。

 

ここはショップになっています。

教会に関するものや、ダ・ヴィンチに関するものが並んでいます。

 

 

 

 

そのさらに奥が、礼拝堂になっています。

 

ここは小さい方の礼拝堂です。

壁にいくつもの絵画が、飾られた静かな場所です。

 

 

 

 

聖母マリアが、描かれています。


この教会は元々、ドミニコ修道院と共に建設されています。

その2つの建築物と共に、” 最後の晩餐 ” は世界遺産に登録されています。

 

 

 

 

 後から作られた、大きな法の礼拝堂です。

 

三廊式の空間は、かなり豪華な装飾で造り込まれています。

ヴォールト天井の造り込みは、見事な出来栄えです。

ここを見ずに、ダ・ヴィンチの絵画のみで帰ってしまうには惜しい気がします。

 

ぜひここの空間も、一緒に楽しんでみてください。



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