ベトナム中部の港街 ホイアン。
1999年に、世界遺産登録にされています。
16世紀以降、色々な国と貿易をしていたようです。
ここはその為に、この街に置かれた、中国の集会所 です。
正面に置かれた祭壇の横を通り抜けると、こんな場所に出ました。
通路には、屋根はありませんが、端の部分には、
こんな小さな屋根が、架けられていました。
小壁の部分には、鶴と花の彫刻が、彫り込まれています。
中庭部分の中央には、八角形の池が造り込まれています。
中央に、九つの頭を持つ龍が置かれています。
日本にも、九頭竜という名の神がいます。
中庭を囲む壁にも、こんな彫刻が、彫り込まれています。
モノトーンの背景に、カラフルな人物が見えます。
三顧茅廬
日本では、” 三顧の礼 ” という方が馴染み深いのかもしれません。
劉備が、諸葛亮を迎える際に、三度訪ねたとする故事の一場面のようです。
ダイニングの様な場所も、ありました。
壁には、壽 の文字が見えます。
遠く離れた異国の地では、こういった場所が、必要だったような気がします。
現在では、観光地になっている集会所。
この街には、他にも違う街が造った、郷土の集会所がいくつかあります。
特徴的な門に囲まれた空間が、安らぎの場所だったような気がします。
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