今回の旅立つ理由の一つ ” ドゥオーモ ” へ向かいます。
やっと入場の列が短くなった感じがします。
巨大なドームが特徴的な大聖堂は、イタリアにおけるゴシック建築および初期のルネサンス建築を代表するものです。
石積み建築のドームとしては、現在でも世界最大だそうです。
建物の主軸はほぼ東西に通り、西に八角形の洗礼堂、東にラテン十字の平面をもつ大聖堂がならび、両方の建物の正面玄関が正対しています。
1296年から140年以上をかけて建設されました。
クーポラとランターン(採光部)は初期ルネサンス、そして19世紀に完成したファサード(正面)はネオ・ゴシックによる混成様式です。
全長153m、最大幅90m、高さ107m、八角形の大クーポラの内径は43mあります。
聖堂の大きさとしては、バチカンのサン・ピエトロ、ロンドンのセント・ポール、セビーリャのカテドラルについで、世界で4番目に大きいそうです。
床にはこのようなポイントがあります。
外観からすると、意外に内部は質素な感じがします。
祭壇はこの様な感じです。
見上げると、ルネサンスらしいフレスコ画に出会います。
『 最後の審判 』 ジョルジョ・ヴァザーリおよびフェデリコ・ツッカリ の作品です。
これは迫力があります。
さすが芸術の都 ” フィレンツェ ” です。
外から見える装飾窓は、ステンググラスになっています。
一回りして見返した部分に見えるのはこんな薔薇窓です。
細かい部位に、実に丁寧な仕事が施されています。
反対側はファサードの中央のこの窓になります。
フィレンツェの大司教座聖堂は、ドゥオーモ(大聖堂)、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ジョットの鐘楼の三つの建築物で構成されています。
教会の名は「花の(聖母)マリア」の意味だそうです。
ドゥオーモを見学してサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂をすべて見た事になります。
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