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世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

かつて訪れた場所 カンボジア 34

2019年07月12日 | OLD DAYS

 

 

朝から観光が続いています。

クメールの歴史上重要な場所を見てきました。

 

次に訪れた場所は、観光客も少なく静かな場所でした。

ここにもお土産物屋さんが並んでいました。

ですがここでは、子供たちがお土産物を売りに来ることはありませんでした。

 

 

 

 

スラ・スラン

 

東西 700m、南北300m、人口の池です。

ここは元々は、王の沐浴場でした。

その後の調査により、この人工池の中央にも人工島があり、

祠堂が建てられていたそうです。

 

 

 

 

今となっては、その面影すら見ることはできません。

 

 ですが、乾季には水位が下がり残されている基壇部分のみが現れるそうです。

その基壇部分に残された石碑には ” 象の水浴びを禁ず ” と書かれているそうです。

乾季になると、この水がなくなってしまうのって、

感じるぐらい水で一杯の大きな人工池です。

 

 

 

 

今は子供の遊び場になっているようです。

たくさんの子供たちが、プールのように楽しんでいます。

 

廻りには何もない場所ですので、朝日や夕日の鑑賞の場所になっているようです。

その時間帯以外に来ましたので、子供たちは本来の姿で遊べているのでしょうか。

 

 

 

 

一人の子供が、それでも遠慮がちにお土産物を見せてくれました。

アンコールの絵葉書のようです。

 

休憩時間を、邪魔したようです。

折角ですので、少しいただくことにしました。

 

 

 

 

西のテラスです。

ここにも欄干にはナーガが造り込まれていました。

テラスの両脇には、水辺へ降りていく階段が造り込まれています。

そこには、シンハーがにらみを利かせていました。

 

ここは居心地の良い空間です。

やはり水辺には、人を落ち着かせる何かが存在するようです。



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