梅雨らしい天気が続いています。
今年の梅雨は多雨ですが、短めと聞いています。
早くすっきりとした夏が、来る事を望みます。
石切り場と言われる、 カサ ・ ミラ へと入ってきました。
アイアンの手摺がつけられた階段を、上がってきました。
この建物は、現在でも集合住宅として使用されています。
その中の1室を、見学できるようにしてあります。
ガウディ が、デザインした椅子が見えます。
お正月に行った、 MoMA にも彼のデザインしたものが展示されていました。
軟らかい木彫のデザインは、ガウディらしさを感じます。
こんなデザインの ミラー もありました。
現在、4世帯が入居しているそうです。
1部屋の広さは、約300㎡。
家賃は、約15万円ぐらいだそうです。
バルセロナ市内のこの立地であれば、安いと思いますがいかがでしょうか?
バスルーム は、こんな感じです。
さすがに100年以上前に、建てられたものですから一部手は加えられていると思います。
少し寒そうな感じを、受ける水廻りです。
キッチン です。
天板は天然の大理石、シンク部分は削り出してあります。
水洗やコンロに、時代を感じてしまいます。
オーブン もありました。
私的には、床の正六角形の赤いタイルの方が目につきました。
現在お住まい中の住戸も、こんな感じなのでしょうか?
家事室 もありました。
300㎡もあるのですから、これぐらい当然かもしれません。
できた当初は、一般的な月収の1月分の家賃だったそうですから、当時はかなり高かったのでしょう。
あまり人気がなかったようです。
天井や柱には、ガウディらしいカーブや模様が見られます。
角がないと、やはり優しく見えます。
住んでみた気がしますが、さすがに今は新規の募集はしていないそうです。
見学を終えて、さらに進むと ガウディの博物館 になっています。
あの複雑な、カーブのデザインはどのようにして作り出されたのか?
そういった内容が、展示されています。
ここには少し時間を取って立ち寄って見てください。
ガウディの天才たる所以が、きっと見つかるはずです。
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