スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

かつて訪れた場所 バルセロナ25

2012年06月17日 | OLD DAYS

 

 

 

梅雨らしい天気が続いています。

 

今年の梅雨は多雨ですが、短めと聞いています。

早くすっきりとした夏が、来る事を望みます。

 

 

石切り場と言われる、 カサ ・ ミラ へと入ってきました。

 

アイアンの手摺がつけられた階段を、上がってきました。

この建物は、現在でも集合住宅として使用されています。

その中の1室を、見学できるようにしてあります。

 

 

 

 

 

 

ガウディ が、デザインした椅子が見えます。

 

お正月に行った、 MoMA にも彼のデザインしたものが展示されていました。

軟らかい木彫のデザインは、ガウディらしさを感じます。

 

 

 

 

 

 

こんなデザインの ミラー もありました。

 

現在、4世帯が入居しているそうです。

1部屋の広さは、約300㎡。

家賃は、約15万円ぐらいだそうです。

バルセロナ市内のこの立地であれば、安いと思いますがいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

 

バスルーム は、こんな感じです。

 

さすがに100年以上前に、建てられたものですから一部手は加えられていると思います。

少し寒そうな感じを、受ける水廻りです。

 

 

 

 

 

 

キッチン です。

 

天板は天然の大理石、シンク部分は削り出してあります。

 

水洗やコンロに、時代を感じてしまいます。

 

 

 

 

 

 

オーブン もありました。

 

私的には、床の正六角形の赤いタイルの方が目につきました。

現在お住まい中の住戸も、こんな感じなのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

家事室 もありました。

 

300㎡もあるのですから、これぐらい当然かもしれません。

できた当初は、一般的な月収の1月分の家賃だったそうですから、当時はかなり高かったのでしょう。

 

あまり人気がなかったようです。

 

 

 

 

 

 

天井や柱には、ガウディらしいカーブや模様が見られます。

 

角がないと、やはり優しく見えます。

住んでみた気がしますが、さすがに今は新規の募集はしていないそうです。

 

 

 

 

 

 

見学を終えて、さらに進むと ガウディの博物館 になっています。

 

あの複雑な、カーブのデザインはどのようにして作り出されたのか?

そういった内容が、展示されています。

 

ここには少し時間を取って立ち寄って見てください。

ガウディの天才たる所以が、きっと見つかるはずです。



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