スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’22 春 青森 ・ 弘前 57

2022年07月29日 | '22 青森

 

 

盛美園

 

子の建築物は、庭園と同時に建てられた建築物。

1901年に、開園しています。

和洋折衷の建築物を、

弘前から足を延ばしてやってきました。

 

 

 

 

こんな庭園です。

 

作庭家の小幡亭樹宗匠によって、

9年かかって整備されています。

この日も、庭の手入れをされている方が作業していました。

これだけの庭を、維持管理をするのは大変に見えました。

 

 

 

 

盛美館は、こんな建築物です。

 

1階は純和風の建築物、

2階は洋風の建築物になっています。

ここは庭に面した、和室になっています。

障子には、丸いガラスがはめ込まれています。

 

 

 

 

縁側部分には、こんなものが置かれています。

 

ここはジブリ作品の 

” 借りぐらしのアリエッティ ” という作品の、

世界観作成の参考にされたそうです。

先ほどの売店にも、そのようことが書かれていました。

残念ながら、まだ見たことがない作品です。

 

 

 

 

きれいに手入れが、されています。

 

明治時代の三名園の一つといわれる、盛美園。

他の2つは、京都東山にある ” 無隣庵 ” 、

今出川通の北側にある ” 青風荘 ” だそうです。

これで2つ目を見たことになりました。

 

 

 

 

この園内に、30分に一度拝観できる場所があります。

 

” 御宝殿 

 

保存の為、3分間のみ案内の方の引率で見ることができます。

ちょうど入ってすぐに、その時間帯になりました。

普通の住宅のような場所です。

 

係りの方が、鍵を開けて入っていきました。

 

 

 

 

1917年に造営された、御宝殿です。

 

10畳敷きの、金箔の間に置かれています。

本尊には、鎌倉時代の大日如来が祀られています。

 

ここには、日本最大の蒔絵も置かれています。

 

河面 冬山 作 、高さ 6尺 、幅 7尺。

約 2,5 畳大、

1,800mm X 2,100mm かなり大きなものです。

 

約3分間の見学でした。



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