スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’09 夏 フィレンツェ・ヴェネツィア45

2009年10月25日 | ’09 フィレンツェ・ヴェネツィア
ホテル・ダニエリは、ヴェネチアの旧市街中心地にあるホテルです。
ホテルの建物は、ヴェネチア共和国時代の統領ダンドロ家が所有していた14世紀建造の宮殿で、1822年からホテルになったそうです。





サン・ザッカリアの目の前にホテルはあります。
とりあえず荷物を置きに入ります。
入った雰囲気は、いきなり写真を撮ったりするような雰囲気ではありません。
とりあえず、フロントで予約していることを告げると、やはりチェックインは15時からとの事でした。
チェックインの登録と荷物を預けて、観光に向かいます。
この中途半端なチェックインが後で戸惑うことになるのですが....





ホテルの目の前は、こんな素敵な景色です。
対岸に見えるのがサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会です。

時間は12時半過ぎです。
とにかく日差しがきつい。
この広場は、正面から日差しを受けています。





すぐ横の右手に 「 溜息の橋 」 があります。
残念ながら、外装は現在改修中です。

白の大理石で造られたこの橋には覆いがあり、石でできた格子の付いた窓が付けられています。
ドゥカーレ宮殿(写真左手)の尋問室と古い牢獄(写真右手)を結んでいます。
独房に入れられる前、窓の外からヴェネツィアの景色を見られるのは最後であるというので、囚人がため息をついたというところからジョージ・バイロンが名づけたものだそうです。





さらに進むと、サン・マルコ小広場に出ます。
鐘楼が見えます。
ここにはエレベーターがありますので、昨日までのようなことはありません。





ものすごい人出です。
フィレンツェよりもはるかに多い。
写真が少し上向きに撮ってあるのは、人混みを写したくないからです。





少し下に向けるとこんな感じです。
手前がドゥカーレ宮殿、奥に見えるのが サン・マルコ寺院です。
寺院のほうは長蛇の列ですので、並ぶ気もおきません。
このあたりの観光は、舟が着く前の午前中か夕方がいいように思います。





福音記者マルコにささげられた、州都ヴェネツィアで最も有名な大聖堂です。

1090年代に建設された聖堂は十字形平面で、中央部に円蓋を持つ典型的なクロス・ドーム形式です。
由緒正しいビザンティン建築です。
その当時、コンスタンティノポリスで500年以上も前に流行した形式を採用しています。
サン・マルコ広場に面して建ち、ドージェの館であるドゥカーレ宮殿に隣接し繋がっています。

建物内は、黄金に煌く壁や天井と、祭壇には2,000個もの宝石が埋め込まれた黄金の衝立があります。

人出を避ける為に入るのは夕方一旦ホテルに戻ってからか、明日にすることにします。






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