スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’09 夏 フィレンツェ・ヴェネツィア74

2009年11月28日 | ’09 フィレンツェ・ヴェネツィア
アカデミア橋を渡って裏通りを散策します。





運河もこんな狭くなっています。
巾は約2m程度しかありません。
ここでは、車は使えませんので、マイカーならぬマイボートのようです。
係留許可とかは必要なのでしょうか、1隻停まっていると通り抜けるのがやっとの感じがします。





玄関ドアは1段高くなっています。
高潮が多いのでしょうか?
防潮板を入れる枠が見えます。


冬場から春先にかけて ” アクア・アルタ ” と呼ばれる高潮がヴェネツィアでは頻繁に起こります。
島内でも一番低いところにあるサン・マルコ広場周辺が水没してしまうそうです。
広場や道路に臨時の渡り廊下が組まれ、人々が通行する光景が見られます。
近年地球温暖化による海水面上昇の影響で、サン・マルコ広場が水没する回数が確実に多くなってきているそうです。
温暖化による海水面上昇が加速されれば、将来的にはヴェネツィアの街そのものがアドリア海に水没してしまうことも懸念されています。


がんばって、CO2削減しましょう!





道端に見えるのは、消火栓でしょうか?
これだけ入り組んでいると、たどり着くのも大変ですし消火栓そのものを探し出すのも大変なような気がします。





広場のようなところに出てきました。
左手にある大きな建物では、現代アートの企画展示のような催しを行っているようです。





こんな自動車を使ったアートが展示してあります。
横にある小さな建物の内部でも展示会のような催しを行っていました。
無料のようですので、ぐるっと一回りしてきました。





運河沿いには、大きな椅子が展示されています。
この建物は ” グラッシ宮 ” という建物のようです。
このバロック建築は、現在はアニェッリ財団の持ち物だそうです。





さらに移動します。
昨日ちょっと立ち寄って気になったムラーノ・ガラスのお店がリアルト橋の側にありましたので、そちらへと向かいます。
途中の開店前のお店には、こんなおいしそうなトマトや野菜が飾られていました。
私の知人にはどこに行っても必ずトマトを食べる、無類のトマト好きの人がいます。


この後行ったお店で、前に書きました私にとっての奇跡が起きるのです。


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