スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’09 夏 フィレンツェ・ヴェネツィア75

2009年11月29日 | ’09 フィレンツェ・ヴェネツィア
迷路のような街中を、おそらくこっちだろうという感覚でリアルト橋方面に向かいます。
道中は商店が並ぶ場所を通ります。





こんなカラフルなトウガラシがぶら下がっています。
このお店の左隣は、女性の下着を売るお店です。
妙な並びになっています。


リアルト橋近くにある、昨日目をつけておいたガラス・ショップに到着しました。


このお店で、私にとっての奇跡が起きました。


何点か気になる商品を物色して 『 よしこれを買おう 』 と決めました。
免税の手続きをしてくれるようです。

ウフィッツィでしまったパスポートのコピーを、バックから取り出そうとしました。
この時に何か別の物がコピーと一緒にファスナー付のポケットから出てきました。


んっ....  



それを見て思わずお店の人の前ですが、笑いが止まらなくなってしまいました。


なぜでしょう?


実は春にチェジュに行った際に、免税店はドルが使えると聞いていました。
かなり前から使っていなかったドル建てのトラベラーズ・チェックが残っていました。
ドルが使えるところにはあまり行かないので、チェジュへ持っていく事にしました。
ところが、帰ってみると使っていないのにどこを探してもみつかりません。
帰りがけに、セーフティ・ボックスを調べた記憶は鮮明に残っています。

どうしたのだろう? あの200ドル....

銀行の封筒に入れてありました。
帰りに荷物整理をしたときに、空の封筒を捨てた記憶もあります。
間違えてあの中にはいっていたのかなぁ.....


仕方ない。 考えないことにしよう。


と記憶から消していたのです。

それがほとんど使わないファスナー付のポケットからコピーを取り出した時に一緒に現れたのです。





4ヶ月間消してあった記憶がよみがえりました。
200ドルをもらった気分です。
しばらく笑いが止まりませんでした。


きっとお店の人には変わった東洋人だと思われたに違いありません。


普段パスポートのコピーを持ち歩かない私が、美術館で音声ガイドをレンタルする為に持っていたのです。
それをたまたまめったに使わないファスナー付のポケットにしまいました。
思いがけず免税の手続きができると聞いて、コピーを取り出しました。


この偶然が重なった結果が、200ドルにつながりました。
買い物して200ドルもらった気分で、荷物を置きに一旦ホテルに戻ります。





どうせホテルに戻りますので、スーパーに立ち寄ることにしました。

大きなパプリカがありました。
ここでまた大量のパスタとお酒を買いこんでしまいました。


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