スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’11 夏 トルコ 51

2011年10月10日 | ’11 トルコ

 

 

 

石灰棚を見終えて、次の場所 ヒエラポリス博物館 へと向かいます。

 

石灰棚の少しがっかりした部分に、戸惑いながら次を目指します。

ここのツアーには、見どころがかなりたくさんあります。

 

博物館、円形劇場、スパ、食事もまだいただいていません。

 

 

 

 

 

 

ヒエラポリス博物館 です。

午前中の拝観の時間が、決められているそうです。

 

少し12時を回っていますが、ガイドさんが話をして入れていただきました。

この遺跡から発掘されたものが、展示されているようでした。

 

 

 

 

 

 

ここは元々は、 南大浴場 として使用されていた場所のようです。

 

この部分は、博物館の裏側になります。

展示物よりこちらの建物の方に、興味がありました。

大きなアーチによる天井部分が、残されていました。

 

 

 

 

 

 

こんな大理石の像が、いくつか並んでいました。

 

修復されたのか、大きな石で積み上げられた外壁面が見えています。

ここはさらっと見学して、 円形劇場 へと向かいました。

 

 

 

 

 

 

円形劇場まで、けっこう遠そうなイメージです。

 

振り返ると、こんな坂道を登ってきました。

 

暑いのと埃っぽいのが堪えます。

持ってきた水も、無くなってしまいました。

 

今回遺跡用に持ってきた 冷たさの持続するタオル も乾き始めてきました。

 

 

 

 

 

 

劇場外部には、彫刻が施されています。

最後に階段を上ってくると、劇場の上部に出ました。

 

疲れのせいか、この時の写真は少ない気がします。

かなりの傾斜のついた、大きな劇場です。

 

 

 

 

 

 

この部分にも、彫刻が見られます。

 

ハドリニアヌス帝により、紀元前2世紀に造られたそうです。

このローマ劇場の 収容人数は、1万5千人。

 

現代でも、このクラスの劇場はそう多くありません。

 

 

 

 

 

 

石の座席は固そうで、長時間の観劇には向かないような気がします。

 

ちゃんとクッションになるものが、用意されていたのでしょう。

この角度で見ると、 甲子園球場の外野スタンド の様です。

 

 

 

 

 

 

遠くには先ほどの 石灰棚 見えます。

 

手前に小さく見えているのは、 アポロン神殿 です。

先ほどの大通りよりこちらの方が、時代がかなり遡るようです。

 

そう考えると、この円形劇場の保存状態はかなりいいものに感じます。

 

暑さが増す午後の時間帯になってきました。

やっと遺跡にあるスパ ” パムッカレ温泉 ” へと向かうことになりました。 



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