スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’11 夏 トルコ 59

2011年10月22日 | ’11 トルコ

 

 

 

 

出てきた場所は、 ビルの屋上 と言った感じの場所でした。

案内してくれたお兄さんは、

 

「 ここです、奇麗な場所ですよ。 」

 

といってさって行きました。

本当に感謝です。

 

一人でなら、おそらく行きつかなかったと思います。

 

全くこんな場所を想像していませんでしたから。

親切な方のおかげでやっとたどり着きました。

 

リュステム ・ パシャ ・ モスク

 

トルコの宰相 リュステム ・ パシャ の為に 1561年にミマール・シナン よって設計されました。

ここのタイルは、現在では再現できない色のものが貼られているそうです。

 

 

 

 

 

 

市場の喧騒からは、全く想像もできない静かな場所です。

 

トルコへ来て、初めて入るモスクです。

ラマダン の時期に来ましたので、今までは入るのがはばかれていました。

 

回廊部分にも奇麗なタイルが貼られています。

 

 

 

 

 

 

紅白のアーチと、 イズミックタイル が奇麗に融合していました。

 

今まで南欧で見てきたものとは違う、 100%イスラムの建築 です。

ハイサイドライトから、光が差し込んできています。

 

 

 

 

 

 

内部の、回廊部分の天井です。

 

幾何学的な彫刻が、施されています。

一つ一つに細かいデザインがされています。

 

 

 

 

 

 

壁のタイルです。

 

よく見ると、 チューリップ をモチーフにしています。

この赤色が、現代では再現ができないそうです。

 

 

 

 

 

 

この赤色です。

 

目地の部分が、少し痛んでいますが柄を合わせて焼かれています。

これ以外にも、色んな柄が並んでいました。

 

 

 

 

 

 

このモスクは、大きさからいうとおまり大きなものではありません。

 

しかしこの作り込まれた天井は、ため息が出そうなほど美しい。

 

アーチとドームの組み合わせが、絶妙のバランスで組み合わせれています。

 

窓にはめ込まれた、ステンドガラスが奇麗に浮かび上がっています。

観光客がほとんどいなく、空気が澄んでいるのがいい感じです。

 

私的には、モスクは天井が一番の見どころの様に感じています。



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