ＡＮＡへのお願い ２

初めて海外旅行をした時は、ヨーロッパを周遊しました。
その当時は、関西空港がありませんでした。

伊丹～羽田を飛行機で、その後成田までバスで移動というルートで出発しました。
帰りは、アリタリア航空の遅延により
午前便で伊丹まで直行する予定が６時間成田で待たされた経験がありました。


そんなことがあり、成田にはあまりいい思い出がありませんでした。

その後、関西空港が竣工します。

レンゾ　・　ピアノ氏による羽を休める鳥をイメージしたデザインになっています。
便利なシャトルがあったり、関空はお気に入りの空港になりました。







その後、仕事での東京往復が増え始めました。

大阪在住ですが、一年で一番利用する空港が　羽田空港　になります。

行きは伊丹空港から旅立ち、関西空港に帰ってくるパターンが多いのでそうなります。

羽田は私の好きな空港のトップクラスです。
国際線ターミナルがこの秋に完成します。
ここでの乗り継ぎなら、いいかなって考えていました。

第２ターミナルは非常にきれいですし、ラウンジが３か所あり施設も充実しています。
但し、夕方ラウンジに人が多いのが難点ですが。


そういうのもあり成田の利用なんて考えられないって思っていました。


しかし.....


２００６年にプラチナ達成依頼、大体毎年８０回ぐらいフライトをしていました。

一昨年、秋以降東京行きが非常に増えた時期がありました。
その年に、ダイヤモンドに到達することができました。
この年から少し方式が変わり、回数ではなく加算されるポイント数に変更になっていました。







方式変更により、プラチナに到達できない人が増えたせいか
秋以降ボーナスポイントを付帯するキャンペーンが行われました。

その恩恵もあり２００９年はダイヤモンドになりました。

ダイヤモンドになると、サービスの条件が変わります。
一番私の気を引いたのが、成田にしかない
ＡＮＡのファーストクラスラウンジが使える点でした。
現在は”　ANA SUITE LOUNGE　”　という名称に変わっています。







ここを使おうとすると、必然的に成田を使うしかありません。

考えたのが、カンクン・メキシコシティー旅行です。
航空券は、ユナイテッド航空で手配をかけました。
この旅行で、ファーストクラスラウンジを利用しました。

詳しい内容は、カンクン・メキシコシティー編の６回目に書いてありますので読んでみてください。


その時感じたのは、なんなんだこの差は！


ファーストクラスラウンジ以外にも、成田には国際線に優先搭乗レーンがあります。
コンシェルジェデスクもありますし、関空には無いものばかりです。

もうひとつこの冬の旅行で感じたのは、久しぶりにＡＮＡ運行の国際線に乗りましたが、


やはり対応が素晴らしい。


残念ながら関空からは、長距離の便はすべて他社運行のコードシェア便になっていますので
ＡＮＡ運行の国際線はアジアの近距離便しかありません。


そういうのも含めて改善していただきたい部分です。


昨年もなんとかぎりぎりで、ダイヤモンドに到達しました。
１２月に打合せが増えたのと、もう一度ダイヤモンドに到達したいという気持ちで
泊まりの予定を、日帰り２回に変えたことがありましたが....


そういうわけで今年のダイヤモンドを更新できたのですが、
あんなに嫌いだった成田を利用する計画を３回の旅行の中に組み込まないといけません。

充実度を含めて実は、成田を好きになりつつあります。
関空からアクセスすると、羽田からバスになりますが、
伊丹を使うと、直接成田に入ることができます。
帰りも到着者用のラウンジあり、これも便利そうです。

そういうのもあり成田を検討しますが、
春はショートトリップですので除外されます。
夏の旅行はすでに１２月の段階で手配を終えていました。


必然的に冬の予定を成田利用で検討するしかありません。


ＡＮＡのチケットは実は、国内のホームページからはあまり早期に手配することができません。
本来なら３３０日前には手配は可能となるのですが、
料金未定と表示されてしまい購入することができません。

仕方なくユナイテッド航空で手配をすることになります。

コードシェア便で、ＡＮＡ運行の便を選びチケットを購入します。
ですので今回の冬の手配も伊丹～成田と
成田からの大陸間移動の一番長い距離の便は、ＡＮＡの運行になります。


そこまでしてＡＮＡ便を利用しようと、検討をしています。


ぜひ関西空港にも力を入れていただきたいと思います。
昨日こんなのが送られてきました。







何度も書きますが、株主でもある私は改善を要求したいです。
羽田　・　成田　と　伊丹　・　関空の充実度は明らかに違います。

確かに首都圏とは、利用者数が違うのですが関空には全く興味が無さそうに見えます。
国内線の羽田～関空も半分はスターフライヤー運行のコードシェア便になっています。
最近では慣れましたが、羽田では沖止めされてしまいます。
到着はまだしも、出発の時はかなりの時間待たされます。


今後アジアを代表するキャリアを目指すべく、関空の充実もお願いします。


それにしても、成田とのラウンジの差は激しすぎますよ。