スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’09 夏 フィレンツェ・ヴェネツィア52

2009年11月02日 | ’09 フィレンツェ・ヴェネツィア



ドゥカーレ宮殿の外部の回廊部分です。
昼間は日陰になっていたので人がたくさんいたのですが、西日が正面から当たるこの時間は人気がありません。
奥に見えているは国立マルチャーナ図書館です。
回廊伝いに回り込んで、ドゥカレーレ宮殿に向かいます。





チケットを買って入りました。
さすがに人が少ないです。
ブロンズ製の井戸がある中庭です。
奥に見える、クーポラはサン・マルコ寺院のものです。
右側の階段から2階に上がりました。





この建物には、壁・天井にたくさんの絵画が描かれています。
写真撮影はできません。
黄金階段と呼ばれる階段の入り口にはこんな彫像がありました。





左右にひとつずつありアーチをくぐって階段を上がります。
ヴィットリアの手による黄金の化粧漆喰でドーム天井は化粧されています。





こんな天井画のある部分もありました。
ここを上がると3階、総督の公邸に繋がります。





世界地図や大きな地球儀の並ぶ地図の間があります。
この時代のものとしては、かなり正確にできている気がします。
伊能忠敬みたいな人がいたのでしょうか。

ティツィアーノ・ティントレット・ヴェロネーゼといったヴェネツィア派といわれる巨匠達の絵画が並んでいます。





たくさんの部屋が並びます。
室内は、天井や壁に掛けられた絵画のせいか薄暗く感じますが、回廊部分は開放的で明るい空間が続きます。





天井画の素晴しい大評議の間を向けて、4階に上がります。
階段部分は同じような綺麗な天井で装飾されています。





このフロアにもたくさんの絵画のある部屋がたくさん並んでいました。
ところどころにこのような綺麗な円形のガラスの繋がる窓が並んでいます。
微妙に色の違うガラスの連続は上品な感じを受けます。





窓の向こうは、ジュデッカ運河です。
夕方、人の少ないときにのんびりと廻ることをお勧めします。

但しここはかなり広いので、歩きやすい靴でお願いします。


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