スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

かつて訪れた場所 バルセロナ5

2012年04月28日 | OLD DAYS

 

 

 

2階のホールから見る、ステンドグラスです。

 

なんともいえないデザインです。

外から見る雰囲気とは、全く違う空間が広がっています。

 

 

 

 

 

 

 

内部ドアの間仕切りの上部にも、色々な形のクラフトガラスが嵌めこまれています。

 

シンメトリニーにデザインされていますが、

嵌めこまれているガラスによって表情が少しずつ違っています

 

白い内壁に、こういった内部開口がたくさん使われています。

 

 

 

 

 

 

レバーハンドル です。

 

モデルニスモは、カタルニア版アール ・ ヌーボーとも呼ばれています。

このあたりに、そういった部分が見てとれます。

 

 

 

 

 

 

ブラケット です。

 

壁の凹凸と、模様とが波打つように浮き上がっています。

明かりも上に出すことによって、下とのコントラストが目立つようになっています。

 

この空間には、フラットな部分が無いかのようです。

 

 

 

 

 

 

洗面化粧台 です。

 

カウンターは、1枚の大理石で作られています。

水栓などは現代のものに変えられていますので、少しアンバランスな気がします。

 

これ自体が、最近のものかもしれませんが....

 

 

 

 

 

 

特徴的な階段を、もう1層登っていきます。

 

内側の手摺部分が、まるで生き物の関節のようです。

ほぼ100年という歳月が、手摺を見事な色に変色させています。

 

 

 

 

 

 

上がってきたところです。

 

外からは想像がつかない、中庭があります。

ここのデザインがまた素晴らしい。

 

内装とは違った空間へと、進んできます。



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