スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’20 冬 スリランカ 54

2020年03月04日 | ’20 スリランカ

 

 

森の中、いえジャングルの中に建つホテル。

 

ここへ来た目的は、バワが最初に考案したプールを見る為でした。

全長1kmにも及ぶ、2つのウイングを持つホテルです。

湖に向けて建てられているその外観は、岩山を抱え込んでいるように見えます。

 

 

 

 

バワデザインのチェアです。

 

アイアンの連続する形状になっています。

熱帯の中で快適に過ごせるように、風が通る構造になっています。

構成するパーツの数によって、長さが変えられています。

一人掛けのものもありました。

 

 

 

 

ロビーの正面にプールが配置されています。

水面の向こうには、カンダラマ湖が重なって見えています。

 

世界初、バワが考案した ” インフィニティ・プール ” です。

 

プールのエッジが切れ込んでいて、湖と同化しているように見えます。

これを見る為に、ここに宿泊を計画しました。

 

 

 

 

スコッチ&ソーダーです。

 

今日はここで午後を過ごす予定です。

ここへきてわかったことがありました。

 

このホテル、かなり日本方が多い感じです。

日本のガイドブックには、バワのことがかなり詳しく書かれています。

ですので、スリランカへ来られる方の多くが、アップグレードして

ヘリタンスカンダラマに宿泊されているようです。

 

このホテル、私がかなり早い時期から探しても、

結構な金額がしていましたから、

かなりのアップグレードではないでしょうか。

バスタブの無い遠いお部屋に泊まられているようでしたが、

それでもかなり高額のはずです。

 

 

 

 

折角ですので、プールを楽しんでみることにしました。

 

ロープが張られていますが、そこから向こうがかなり深くなっていました。

大人でも、足は全くつかない深さです。

 

シーギリヤロックが見える、いいロケーションです。

プールのエッジにしがみつくようにしていないと、全く足が届きません。

 

 

 

 

プールの端はこんな感じです。

オーバーフローした水が、エッジを超えて流れています。

 

今ではどこでも見られますが、

最初に考案した発想力が、素晴らしい気がします。

今回のこの計画も、

シンガポールのマリーナベイサンズのプールを見て決めました。

 

私の旅の目的地は、色々なところから決まっています。



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