スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’18 夏 ランペドゥーザ 47

2018年10月12日 | ’18 ランペドゥーザ

 

 トリノ最初の観光を終えて、丘を下ることにします。

 

下りも前が見える席に、座ることにしました。

木製の内装は、とても落ち着いた感じを受けます。

メンテナンスは大変そうですが、時代と共に味わい深くなる気がします。

 

 

 

 

まだ出発には少し時間があります。

運転席には、まだ係の人が来ていませんでした。

 

下りはこんな風に見えます。

登りより、急な勾配に見えます。

下りの方が登りよりも、負荷がかかるのではないでしょうか。

常にブレーキをかけながら降りる感じです。

 

中央に見えるアプト式のレールの中に、電気が流れているそうです。

この登山電車はディーゼル機関車ではなく、駆動は電気です。

 

 

 

 

こんな運転席です。

 

電車でGO みたいな感じでしょうか。

私はやったことはありませんが。

時計やレバーが固定されているのは、日本と違う感じでしょうか。

 

 

 

 

下りの方が、迫力があります。

 

トンネルが何カ所かあります。

石で組み上げられたアーチは、雰囲気があります。

写真で見るほど、スピードは出ていませんので、

ゆっくりと見ることができます。

 

 

 

 

登山鉄道の横には、道路が造られています。

聖堂の前には駐車場があり、車で来ている人もいるようでした。

歩いて上がってきている人も見かけました。

 

様々な、アプローチの仕方があるようです。

ですが、世界遺産へのルートは、やはりこのレトロな電車が一番いい感じです。

 

 

 

 

標高 425m を18分かけて降りてきました。

登る時も18分、同じペースで昇り降りしています。

途中に駅が3つあります。

ずっと注意してみていましたが、行きも帰りも止まる気配はありませんでした。

 

 

 

 

18分間の快適な時間でした。

 

このルートには、3つのタイムテーブルがあります。

平日、土曜日と日祝日。

平日の始発は10時、その他の日は9時が始発です。

 

但し、水曜日は運休のようです。

2018年夏の情報ですが。



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