’１０ 夏 アンダルシア２

かねてから行きたかったアンダルシア。
この夏の行き先がほぼ決まりかけていた気持ちを、この街が揺さぶりました。







北アフリカの国　モロッコにある街　”　マラケシュ　”



マラケシュは、ベルベル語で　「　神の国　」 を意味する街です。
モロッコ中央部テンシフト川の南岸に位置する都市で、「　南方産の真珠　」　と呼ばれてきました。


この街が私の心に響いたのです。


私の友人が何年か前に、ここを訪れています。
情報収集のために、彼に会いに行きました。
この彼は、バックパッカーとして旅行中のホーチミンで出会った人と結婚しています。
その奥さんと、パリのシャルルドゴールで待ち合わせをしてモロッコを訪れたそうです。


その彼から、


「　時間がたっぷりある時に、ゆっくり訪れるところ。　時間の無い人があわてて訪れる街ではないよ。　」


とアドバイスされました。
そう聞いて、ふと考えました。



ずっとアンダルシアに行きたかったんじゃなっかたのか！



やはりアンダルシアにすることに決定しました。
以前書きましたように、メスキータやバラガンに影響を与えたアルハンブラ宮殿に行きたかったはずです。







なぜモロッコに行き当たったかというと、南周りでイスタンブールを経由すると同時刻ぐらいにマドリッドとカサブランカへ向けて乗継便があるのです。
それもあって、モロッコを検討したのですが暑い時期ではなく季節のいい時間のとれそうな時に再度検討することにしました。



決定です　アンダルシア。



まずは飛行機の手配をします。
今回は、貯まったマイルでの手配ができそうです。







マイルールの中に　”　できるだけ飛行機を使う　”　というのがあります。
今回の滞在先では、セビーリャとグラナダの空港が使えそうです。
入るのと出るのをこの２か所にすれば移動費も浮きます。

時間帯のいいもので、同日乗継を探すと　”　スパンエアー　”　がヒットしました。
このスペインの航空会社の本拠地は、大好きなバルセロナです。
残念ながら今回は、首都マドリッドは通らないことになります。
仕方ありません、次回ビルバオ、トレド、セゴビアあたりとで北スペイン編を企画することにします。







関空～イスタンブール～バルセロナ～セビーリャで往路、グラナダ～バルセロナ～イスタンブール～関空で復路がマイルで手配できそうです。
これだと、帰りにバルセロナで約６時間滞在が可能です。
ちょっとした観光ならできそうです。

夜行便で、３レグはちょっときついかなって考えました。
夜中に出発して、昼過ぎに目的地に到着すると２日近くベッドで寝ないで行動することになります。


きついかな....


よく考えれば今回はマイルでの手配です。
往復が同じ航空会社である必要はないのです。


取れました。


往路は関空～フランクフルト～バルセロナ～セビーリャ。
ルフトハンザを使います。







今回はその他にトルコ航空を使いますので、３つのスターアライアンス加盟の航空会社を使うことになります。
６５，０００マイルで１２月１３日に手配を完了しました。


これぞマイル手配旅行の醍醐味なんて舞い上がっていたのですが、３月になって思わぬ出来事が起こるのでした。