ホテルで準備を整えて、シェムリアップの観光の目玉へと向かいます。
午前中に見たアンコールトムは、大きな街の遺跡でした。
これから向かう場所は、元々はヒンドゥー教の寺院だった場所です。
東向きに礼拝する伽藍ですので、西側から東向きにアプローチします。
西側の参道です。
欄干部分には、シンハー像が置かれています。
後ろにはナーガも見えています。
ここから大伽藍へと、アプローチしていきます。
境内は外周、東西1,500m、南北1,300m。
その内側に幅190mの濠が造りこまれています。
濠の部分を、東へ向かって進んでいきます。
午後になって、少し雲が出てきています。
気温と湿度は相変わらずですが、日差しが無い分少し過ごしやすくなっています。
濠を渡った部分には、伽藍が見えます。
渡っている西参道の南側半分は、1960年代にフランスにより修理されています。
また残りの北側は1996年から、日本のODAにより上智大学協力のもと、
10年余りの年月をかけてカンボジアにより修復されています。
全長239m、幅12mの参道を渡ってきました。
日本のODAによって再建された参道です。
正面には、西大門が見えます。
西大門は南北230m、3つの塔が造られ、中央が王の門になります。
左右に2つの門があり、その他に階段の無い象が通れる象門が2つあります。
渡り切った場所にも、ナーガの欄干がありました。
王の門の左右に、2カ所造られています。
この辺りには、濠を渡って来た時に使用する船着き場がありました。
寺院ではありますが、王が参拝する門や船着き場、
象の入ってこれる門などが配置されたています。
それほどこの寺院は、大切な場所だったのでしょう。
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