スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

かつて訪れた場所 カンボジア 14

2019年06月10日 | OLD DAYS

 

 

ホテルで準備を整えて、シェムリアップの観光の目玉へと向かいます。

午前中に見たアンコールトムは、大きな街の遺跡でした。

これから向かう場所は、元々はヒンドゥー教の寺院だった場所です。

 

東向きに礼拝する伽藍ですので、西側から東向きにアプローチします。

 

 

 

 

 西側の参道です。

 

欄干部分には、シンハー像が置かれています。

後ろにはナーガも見えています。

 ここから大伽藍へと、アプローチしていきます。

 

 

 

 

境内は外周、東西1,500m、南北1,300m。

その内側に幅190mの濠が造りこまれています。

濠の部分を、東へ向かって進んでいきます。

 

午後になって、少し雲が出てきています。

気温と湿度は相変わらずですが、日差しが無い分少し過ごしやすくなっています。

 

 

 

 

 濠を渡った部分には、伽藍が見えます。

 

渡っている西参道の南側半分は、1960年代にフランスにより修理されています。

また残りの北側は1996年から、日本のODAにより上智大学協力のもと、

10年余りの年月をかけてカンボジアにより修復されています。


 

 

 

全長239m、幅12mの参道を渡ってきました。

 

日本のODAによって再建された参道です。

正面には、西大門が見えます。

西大門は南北230m、3つの塔が造られ、中央が王の門になります。

左右に2つの門があり、その他に階段の無い象が通れる象門が2つあります。


 

 

 

渡り切った場所にも、ナーガの欄干がありました。

王の門の左右に、2カ所造られています。

 

この辺りには、濠を渡って来た時に使用する船着き場がありました。

寺院ではありますが、王が参拝する門や船着き場、

象の入ってこれる門などが配置されたています。

それほどこの寺院は、大切な場所だったのでしょう。



post a comment