熱帯建築家と呼ばれる、バワの作品です。
完成したのは、1966年です。
当時は ″ ブルーラグーン ″ という名前でオープンしたリゾートホテルでした。
2012年に大幅にリノベーションされていますが、
今回は当時の状態に近いといわれている、バワルームを予約しました。
開閉式の窓とFIXの6連窓で構成された出窓です。
長屋建てになっている客室は、すべて平屋になっています。
入ってすぐの寝室兼リビングは、勾配天井です。
木製天井の中にある梁には、シーリングファンが取り付けられています。
サスティナブルを意識したホテルですので、太陽光発電によって、
電力が賄われているようです。
ベッドボードの部分が、デスクになっています。
少しわかりにくいですが、このデスクの奥も出窓になっています。
その向こうが、半戸外になっています。
全体にゆったりとした感じの造りで、広さを感じます。
このバワルームが、72㎡あります。
他にもう少し小さいデラックスルームやスイートもあります。
この部屋はすべてタイル貼りになっていますので、
室内履きはビーチサンダルになっていました。
その訳は他にもありました。
これです。
ここが半戸外になったバスルームです。
日差しと風が仕込んできます。
バワらしい、熱帯建築になっています。
戸外ですので、虫よけは必須です。
中庭があり、その向こうがバスタブです。
さらに壁の向こうに、シャワーが造られています。
この中庭の上は屋根がありません。
ですので、光と風がたくさん差し込んできています。
バスタブを廻り込んだ、向こう側がトイレになっています。
シャワールームとの間には、ガラスの壁で隔てられています。
鳥の声のする素敵なトイレです。
ヘリタンス・カンダラマとは違った感じの自然を感じる造りです。
ここから先は、基本ホテルで過ごそうと計画しています。
バワ建築を堪能してみようかと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます