日本で、もっとも有名な世界遺産のひとつ ” タージ ・ マハル ”
庭園側からのカットが、一番有名な姿かも知れません。
こうして基壇に上がって見てみると、少し違った感じに見えます。
壁面には、象嵌で様々なものが、彫り込まれています。
どちらかというと、 イスラム圏の建物 に近い感覚を受けます。
彫り込まれているのは、コーランです。
イスラム教の強い時代に造られていますので、こういった細工が施されるのは当然です。
外観の造形から、霊廟と分かっていても、宮殿の様なイメージを持ってしまいます。
この辺りのカットだけ見ていると、中東の建物の様です。
アーチ上部 の象眼です。
トルコのモスクで見たような、 チューリップの模様 も見えます。
トルコ語の ” チューリップ ” の綴りが、
アラビア語の ” アラー ” と同じ綴りだという事から、珍重されたそうです。
それと同じ模様が、ここでも見られます。
腰壁 の部分です。
内部の模様は、浮かし彫りになっています。
廻りの象嵌には、何色の石が使われているのでしょう。
かなり細かな、造り込みです。
上部の壁 です。
ここには、デザインされた模様が、連続して彫り込まれています。
内部の彫り込みまでが、三層になってデザインされています。
内部から見た、 透かし彫りの窓 です。
すべてが、大理石で造り込まれています。
建物内部は、外周側の部屋のみ、撮影が許されています。
天井のドーム です。
ここも浮かし彫りで、彫り込まれています。
ドーム部分だけを見ていると、どこでジョイントとしているのか、全くわかりません。
壁との取り合い部分を見ると、八角形になっている場所で、
継いでいるのがかろうじて分かる感じです。
撮影ができない、中央部分です。
外側のガラス窓越しに、撮影しました。
ここの細工が、一番美しかったです。
ぜひ、一度確かめてみてください。
思っていた以上の美しさが、この霊廟にはあります。
PS : この後、今回の旅でショックなことが、2つ続けて起こります。
それは、また次回....
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