試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

クモハ100-175[ラシ104F] KATO製B形防護無線アンテナ用取付孔新設施工

2015-08-11 21:47:18 | 国鉄/JR101系
KATO製JR101系のB形防護無線アンテナは取付脚を切除のうえ接着剤で固定してきました。
しかし取付位置が微妙に異なるほか耐久性への課題がありました。
そのためクモハ101-201(ラシ101F:201)用屋根板でTOMIX製治具を試験採用しました。


JR101系ラシ104F (1988/11)。
[ラシ104F]:Mc136-M'111-T245-T'c30+Tc81-M230-M'224-T264-M237-M'c175
※塗装変更車+津田沼区仕様。

TOMIX製治具は信号炎管と競合してしまいます。
よって回避口を開け屋根板と密着するよう改めました。
そしてベンチレーター2器を介して仮装着しています。


細工したTOMIX製103系High-Grade製品付属アンテナ開孔治具。

治具のお陰で容易にΦ0.6mm取付孔を新設できました。
嵌合精度が高く取り付けるだけなら現状でも良いと思います。
しかし前照灯用プリズム直上であり漏光対策として溶着しました。




アンテナ取付孔を新設したクモハ101-201用屋根板。

この方式なら上記の懸念を払拭できると思いました。
さっそく無線アンテナを搭載するラシ104F(Mc136:塗装変更車+ツヌ118F)を入場させてみました。
するとクモハ100-175(塗装変更車)で不具合が確認されています。


入工中のクモハ100-175。

ゴム系接着剤と流し込み接着剤を併用していました。
しかし何の抵抗もなく無線アンテナが外れてしまいました。
この無線アンテナは転用に備え予備品へ廻せるほと固定の痕が伺えませんでした。




KATO製B形無線アンテナを取り付けたクモハ100-175用屋根板。

一方屋根板には接着剤痕が残っていました。
完全に戻そうとすると屋根曲面を変えてしまいそうで一部だけ切除しました。
ここを貫通させるためTOMIX製治具はマスキングテープで固定しました。


位置確認中の無線アンテナ取付孔。

Φ0.6mmドリルに変更はありません。
但し硬化部分を通す際はずれが生じないよう慎重に進めています。
その結果大凡防護無線アンテナ撤去痕を隠蔽できる誤差に留まってくれました。


クモハ100-175 点灯試験[07C 千葉]:KATO製B形防護無線アンテナ用取付孔新設車。

新たに用意したKATO製B形防護無線アンテナを取付孔へ差し込みます。
しっかりとした嵌合で精度の高さが感じ取れました。
溶着後点灯試験を行いましたが漏光は全く発生しませんでした。

※改訂:2024年7月22日
この記事についてブログを書く
« JR103系1000番代三鷹電車区K8... | TOP | クハ101-82[ラシ101F] (クハ1... »