試験終了。
TOMIX製103系旧製品クハ103-774(ラシ337F-4:廃車)の車体振替時に銀河モデルマウントTNカプラーを採用した。
KATO製旧クハ103-786(元ラシ333F)を中間組込車とするため銀河モデル製TNアダプター(3D-022)を用い代替している。
その後KATO製配管付銀河モデルマウントTNカプラーSP擬試作品へ交換し連結試験を続けていた。

JR103系クハ103-774(ラシ337F-4)。
銀河モデルマウントTNカプラーSP擬へ変更してから約1箇月が経とうとしている。
クハ103-774と連結するTOMIX製旧製品クハ103-373(ラシ337F-3)はTNカプラーSPが装着済だった。
TNカプラーSPとの相性は悪くないようで銀河モデルマウントTNカプラーで生じた脱線は招いていない。
この調子なら銀河モデルマウントTNカプラーSP擬同士の連結も耐えられると考えた。
クハ103-373の車両振替を前提にKATO製配管付銀河モデルマウントTNカプラーSP擬をもう一器製作する。

クハ103-774+クハ103-373 (KATO製配管付銀河モデルマウントTNカプラーSP擬+TNカプラーSP)。
クハ103-774で試用中の銀河モデルマウントTNカプラーSP擬は銀河モデルマウントTNカプラーと交換した。
その際に捻出された銀河モデルマウントTNカプラーの復心機構をコイルバネ化する。
これは新たな銀河モデル製TNアダプターを準備しなくて済むように先手を打ったものだった。
当然グリーンマックス製クハ103-576(ラシ337F-3)に見附を近付けるためKATO製配管を追設する。
配管追設は予定外だったが復心機構コイルバネ化の際に作業領域を狭める可能性があり逆に都合が良かった。

TNカプラーSP,銀河モデルマウントTNカプラー,KATO製クハ103形用ダミーカプラー。
銀河モデルマウントTNカプラーの復心機構コイルバネ化に絡む部品は試作品と同様である。
但し密着式TNカプラーSP用の連結器部発生品が見当たらず予備品を持ち出した。
分解するため一番白濁の激しい個体を抽出している。
KATO製クハ103形用ダミーカプラーはTOMIX製旧製品クハ103-292(ツヌ326F)からの発生品で嵌合爪が撤去されていた。
ゴム系接着剤の痕が残るがこの箇所は使用しないため問題は無い。

嵌合だけに頼っていた銀河モデル製TNアダプター。
銀河モデルマウントTNカプラー製作は指示書通りに組み立てた。
しかしどの様な展開が待ち受けているか読めなかった。
そのためTNアダプターはTNカプラーロアフレームとの嵌合だけに留めていた。
これが奏功し再分解は労することなく終えている。
先ずTNカプラーロアフレームの線バネステーへ復心スプリングを取り付ける。
復心機構コイルバネ化で一番重要かつ丁寧な作業が要求される。
輪状の復心スプリング端部は線バネステーより径が小さい。
ここでスプリングを伸ばすと使い物にならなくなるため無理せず十分に時間を割いた。

復心スプリングを装着したTNカプラーロアフレーム。
試作品は強引に通しただけで工夫の欠片も無かった。
たまたま成功した結果であり改めて取付方法を練り直した。
第一関門は線バネステーの円形モールド部である。
ここはピンセットでスプリングの左右を交互に押し込みながら通過させた。
第二関門は枕木方向に伸びる線バネ抑え部をどの様に乗り越えるかだった。
ピンセットでは微調整が利かずニードルに持ち替えた。
片側の張り出しを先に通し反対側を少しずつ伸ばしていく。
輪状部の反力を残さなければならない。
復心スプリングの先端が見えた瞬間にニードルを捌き張り出しを乗り越えさせた。
結果反力の減衰を防ぎつつTNカプラーロアフレームへの復心スプリング取付を無事に終えた。

ジャンパ連結器モールドを切除したTNカプラーロアフレーム。
ここでKATO製配管追設準備を忘れた事に気付いた。
幸い復心スプリングはそう簡単には脱落しない位置にある。
一応注意を払いながらTNカプラーロアフレームのジャンパ連結器モールドを撤去した。
クハ103-774ではTNアダプター取付後に配管を追設したため平刃で慎重に切り落とした。
TNカプラーロアフレーム単体であれば加工は容易でニッパーにて切断している。
注意点は誤って嵌合爪を切除しないこと程度だろう。

完成した銀河モデルマウントTNカプラーSP擬。
次は連結器とTNカプラーロアフレームの組付である。
密着式TNカプラーSP用連結器端部の復心スプリング固定は比較的短い引掛爪になっている。
そのため爪角度と違う方向からの入力に耐えられない。
試作品よりも復心スプリングの脱落回数が多く苦戦を強いられた。
そこで全ての天地を浦返し引掛爪に復心スプリングが残る状態を保ったまま連結器を僅かに引き出した。
引き出した連結器を押えながら再び反転させ引掛爪からの復心スプリング脱落を防いでいる。
最後にTNカプラーロアフレーム嵌合爪部にゴム系接着剤を塗布しTNアダプターを取り付けた。
今回は再々分解を考えておらず完全固定させている。

KATO製クハ103形用ダミーカプラーから切り出した配管部。
銀河モデルマウントTNカプラーSP擬としては完成を迎えた。
TNカプラーSPとの連結であればこの形態でも十分だと思われる。
前途の通りクハ103-576と見附を合わせる必要があった。
試作品に続きKATO製配管を追設しKATO製配管付TNカプラーSPの見附に極力近付ける。
KATO製クハ103形用ダミーカプラーはATS-B形車上子から配管側しか使用しない。
胴受と一体成形されたATS-B形車上子部の切り出しには十分注意を払った。
なお天面はジャンパ連結器と同じ厚さまで短縮している。

仮装着した銀河モデルマウントTNカプラーSP擬。
両側配管の切り出しを終え銀河モデルマウントTNカプラーSP擬への取付に入った。
配管追設は現物合わせになるため休車中の旧クハ103-773(元ラシ333F)を活用する。
旧クハ103-773はクハ103-373の車両振替用種車筆頭候補で都合が良かった。
まだ床板が中間組込対応化されておらず銀河モデルマウントTNカプラーSP擬は爪嵌合のみの仮装着とした。

位置調整中のKATO製配管(旧クハ103-773)。
切り出したKATO製配管は断面が薄く糊代を稼げない。
そのためゴム系接着剤はTNカプラーロアフレーム側に塗布した。
初回は盛り過ぎジャンパ連結器と胴受の隙間から接着剤がはみ出してしまった。
塗布量を減らし改めてKATO製配管の位置調節を行っている。
今度は接着剤量が少な過ぎたせいで配管位置がなかなか定まらなくなった。
止むを得ずATS-B形車上子部裏側から流し込み接着剤を投入し胴受と溶着させた。
試作品よりかなり作業効率が悪くなったがKATO製配管付銀河モデルマウントTNカプラーSP擬が完成した。

2器目となるKATO製配管付銀河モデルマウントTNカプラーSP擬。
旧クハ103-773から銀河モデルマウントTNカプラーSP擬を取り外した際に追設したKATO製配管が若干動いた。
溶着部が極小で安定を保てるまでには至らないらしい。
強度面で不安が残るもののクハ103-373の車両振替に半歩近付いた。
床板の中間組込対応化を終え次第KATO製配管付銀河モデルマウントTNカプラーSP擬はゴム系接着剤で固定される。
その際には配管追設部の強化を施した方が安全だろう。
TOMIX製103系旧製品クハ103-774(ラシ337F-4:廃車)の車体振替時に銀河モデルマウントTNカプラーを採用した。
KATO製旧クハ103-786(元ラシ333F)を中間組込車とするため銀河モデル製TNアダプター(3D-022)を用い代替している。
その後KATO製配管付銀河モデルマウントTNカプラーSP擬試作品へ交換し連結試験を続けていた。

JR103系クハ103-774(ラシ337F-4)。
銀河モデルマウントTNカプラーSP擬へ変更してから約1箇月が経とうとしている。
クハ103-774と連結するTOMIX製旧製品クハ103-373(ラシ337F-3)はTNカプラーSPが装着済だった。
TNカプラーSPとの相性は悪くないようで銀河モデルマウントTNカプラーで生じた脱線は招いていない。
この調子なら銀河モデルマウントTNカプラーSP擬同士の連結も耐えられると考えた。
クハ103-373の車両振替を前提にKATO製配管付銀河モデルマウントTNカプラーSP擬をもう一器製作する。

クハ103-774+クハ103-373 (KATO製配管付銀河モデルマウントTNカプラーSP擬+TNカプラーSP)。
クハ103-774で試用中の銀河モデルマウントTNカプラーSP擬は銀河モデルマウントTNカプラーと交換した。
その際に捻出された銀河モデルマウントTNカプラーの復心機構をコイルバネ化する。
これは新たな銀河モデル製TNアダプターを準備しなくて済むように先手を打ったものだった。
当然グリーンマックス製クハ103-576(ラシ337F-3)に見附を近付けるためKATO製配管を追設する。
配管追設は予定外だったが復心機構コイルバネ化の際に作業領域を狭める可能性があり逆に都合が良かった。

TNカプラーSP,銀河モデルマウントTNカプラー,KATO製クハ103形用ダミーカプラー。
銀河モデルマウントTNカプラーの復心機構コイルバネ化に絡む部品は試作品と同様である。
但し密着式TNカプラーSP用の連結器部発生品が見当たらず予備品を持ち出した。
分解するため一番白濁の激しい個体を抽出している。
KATO製クハ103形用ダミーカプラーはTOMIX製旧製品クハ103-292(ツヌ326F)からの発生品で嵌合爪が撤去されていた。
ゴム系接着剤の痕が残るがこの箇所は使用しないため問題は無い。

嵌合だけに頼っていた銀河モデル製TNアダプター。
銀河モデルマウントTNカプラー製作は指示書通りに組み立てた。
しかしどの様な展開が待ち受けているか読めなかった。
そのためTNアダプターはTNカプラーロアフレームとの嵌合だけに留めていた。
これが奏功し再分解は労することなく終えている。
先ずTNカプラーロアフレームの線バネステーへ復心スプリングを取り付ける。
復心機構コイルバネ化で一番重要かつ丁寧な作業が要求される。
輪状の復心スプリング端部は線バネステーより径が小さい。
ここでスプリングを伸ばすと使い物にならなくなるため無理せず十分に時間を割いた。

復心スプリングを装着したTNカプラーロアフレーム。
試作品は強引に通しただけで工夫の欠片も無かった。
たまたま成功した結果であり改めて取付方法を練り直した。
第一関門は線バネステーの円形モールド部である。
ここはピンセットでスプリングの左右を交互に押し込みながら通過させた。
第二関門は枕木方向に伸びる線バネ抑え部をどの様に乗り越えるかだった。
ピンセットでは微調整が利かずニードルに持ち替えた。
片側の張り出しを先に通し反対側を少しずつ伸ばしていく。
輪状部の反力を残さなければならない。
復心スプリングの先端が見えた瞬間にニードルを捌き張り出しを乗り越えさせた。
結果反力の減衰を防ぎつつTNカプラーロアフレームへの復心スプリング取付を無事に終えた。

ジャンパ連結器モールドを切除したTNカプラーロアフレーム。
ここでKATO製配管追設準備を忘れた事に気付いた。
幸い復心スプリングはそう簡単には脱落しない位置にある。
一応注意を払いながらTNカプラーロアフレームのジャンパ連結器モールドを撤去した。
クハ103-774ではTNアダプター取付後に配管を追設したため平刃で慎重に切り落とした。
TNカプラーロアフレーム単体であれば加工は容易でニッパーにて切断している。
注意点は誤って嵌合爪を切除しないこと程度だろう。

完成した銀河モデルマウントTNカプラーSP擬。
次は連結器とTNカプラーロアフレームの組付である。
密着式TNカプラーSP用連結器端部の復心スプリング固定は比較的短い引掛爪になっている。
そのため爪角度と違う方向からの入力に耐えられない。
試作品よりも復心スプリングの脱落回数が多く苦戦を強いられた。
そこで全ての天地を浦返し引掛爪に復心スプリングが残る状態を保ったまま連結器を僅かに引き出した。
引き出した連結器を押えながら再び反転させ引掛爪からの復心スプリング脱落を防いでいる。
最後にTNカプラーロアフレーム嵌合爪部にゴム系接着剤を塗布しTNアダプターを取り付けた。
今回は再々分解を考えておらず完全固定させている。

KATO製クハ103形用ダミーカプラーから切り出した配管部。
銀河モデルマウントTNカプラーSP擬としては完成を迎えた。
TNカプラーSPとの連結であればこの形態でも十分だと思われる。
前途の通りクハ103-576と見附を合わせる必要があった。
試作品に続きKATO製配管を追設しKATO製配管付TNカプラーSPの見附に極力近付ける。
KATO製クハ103形用ダミーカプラーはATS-B形車上子から配管側しか使用しない。
胴受と一体成形されたATS-B形車上子部の切り出しには十分注意を払った。
なお天面はジャンパ連結器と同じ厚さまで短縮している。

仮装着した銀河モデルマウントTNカプラーSP擬。
両側配管の切り出しを終え銀河モデルマウントTNカプラーSP擬への取付に入った。
配管追設は現物合わせになるため休車中の旧クハ103-773(元ラシ333F)を活用する。
旧クハ103-773はクハ103-373の車両振替用種車筆頭候補で都合が良かった。
まだ床板が中間組込対応化されておらず銀河モデルマウントTNカプラーSP擬は爪嵌合のみの仮装着とした。

位置調整中のKATO製配管(旧クハ103-773)。
切り出したKATO製配管は断面が薄く糊代を稼げない。
そのためゴム系接着剤はTNカプラーロアフレーム側に塗布した。
初回は盛り過ぎジャンパ連結器と胴受の隙間から接着剤がはみ出してしまった。
塗布量を減らし改めてKATO製配管の位置調節を行っている。
今度は接着剤量が少な過ぎたせいで配管位置がなかなか定まらなくなった。
止むを得ずATS-B形車上子部裏側から流し込み接着剤を投入し胴受と溶着させた。
試作品よりかなり作業効率が悪くなったがKATO製配管付銀河モデルマウントTNカプラーSP擬が完成した。

2器目となるKATO製配管付銀河モデルマウントTNカプラーSP擬。
旧クハ103-773から銀河モデルマウントTNカプラーSP擬を取り外した際に追設したKATO製配管が若干動いた。
溶着部が極小で安定を保てるまでには至らないらしい。
強度面で不安が残るもののクハ103-373の車両振替に半歩近付いた。
床板の中間組込対応化を終え次第KATO製配管付銀河モデルマウントTNカプラーSP擬はゴム系接着剤で固定される。
その際には配管追設部の強化を施した方が安全だろう。