試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3600形モハ3603+モハ3602,モハ3653+モハ3652[3658F] 現行色 8両編成 中期仕様 表示器基準幕化

2016-03-05 21:43:09 | 京成線:3600形
進捗率。

マイクロエース製京成3600形は側窓セル取り外しに時間を要する。
側面行先表示器を青く塗り潰すだけだがセルの取扱いに慎重さが要求されるためまだ効率が悪い。
モハ3657+モハ3656現行色8両編成仕様(3658F)はユニット単位で竣工したがその速度を更に上げられないか試行する。


京成3600形モハ3603 現行色 8両編成仕様(3658F)。

中間車の側面行先表示器は先頭車と異なりやや凸面になっている。
更に表面がダルフィニッシュで明らかに質感が違う。
屋根Rとの競合次第では分解せずに基準幕化が行えるかもしれない。
基準幕化は相変わらずの青マッキーを用いる。
念の為天井をセロハンテープで養生し塗り潰した。


入工中のモハ3603。

青マッキーは細字側を使用した。
ペン先の脇を当てて天井に触らないようセルを塗り潰していく。
ダルフィニッシュ仕上げのお陰で塗るべき部分がマッキーを通して感触で伝わってきた。
斑が出ないよう三度重ね塗りをして基準幕化に至った。


分解せずに基準幕化した側面行先表示器。

その結果ペン先が天井に当たることなく作業を終えられた。
これなら中間車の細工は一気に進む。
セロハンテープ養生も不要で早期竣工に光が射し込んできた。
車体側の細工は他に無くKATOカプラー化でモハ3603は竣工した。




モハ3603現行色8両編成中期仕様(側面行先表示器基準幕化)。

続いての入場は動力車のモハ3602である。
モハ3621現行色VVVF制御編成現行仕様(3668F)は竣工を急いだため動力ユニットの清掃を行わなかった。
時間的余裕が確保できそうでモハ3602は正規の手順を踏み動力ユニットも分解する。


入工中のモハ3602(3658F)。

モハ3621同様モーターカバーは剛性が低く感じる。
補強梁のある東急車輌製車体の取扱いも慣れてきたため先にカバーが脱落するようなことはなかった。
但し京成3300形よりも軟らかいのは間違いなくより丁寧に扱った方が良いと思う。


ユニットカバーを分離した動力ユニット。

ダイキャストとプラスチックを固定する嵌合爪はかなり固かった。
車体中央寄の2箇所へプラスチックドライバーを差し込んだまま両端の嵌合爪を外している。
導電板はマイクロエースらしくなく綺麗な状態だった。
それでも将来の酸化に備えクリーニングを行っている。


ややグリス量が減ったFS-513動力台車。

台車のグリスも思ったほど山盛りではなかった。
白い塊があるのは変わらないがグリスまみれという以前のイメージとは異なる。
グリスの質に変更は無いと思い清掃を行った。
KATOカプラー化は台車整備時に平行して施している。
なお台車の基本構造に変更は無い。




モハ3602現行色8両編成中期仕様(側面行先表示器基準幕化)。

モハ3602は動力ユニットの清掃が加わりながらも車体への細工に時間を要さなくなり速く竣工できた。
このままモハ3653+モハ3652(3658F)を入場させる余裕もあった。
側面行先表示器基準幕化とKATOカプラー化は両車共通である。
なおパンタグラフ避雷器溶着をモハ3602,モハ3652へ施している。




モハ3653現行色8両編成中期仕様(側面行先表示器基準幕化)。




モハ3652現行色8両編成中期仕様(側面行先表示器基準幕化)。

同日に2ユニットが竣工できたのは大きい。
残るクハ3658,クハ3651(3658F)はモハ3668,モハ3661(3668F)と同一工法で時間計算ができる。
運行番号,種別を決定させ3658F現行色の早期出場を目指したい。

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