試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

サハ101-269[ツヌ106F] (サハ101-108Assy車体[ツヌ118F],サハ101形200番代編入,床板装着施工) ※'再生産品

2016-07-19 21:31:41 | 国鉄/JR101系
廃車。

組成準備中のKATO製国鉄101系ツヌ106F(Mc160:再生産品+旧製品)はサハ101-269が竣工待ちになっていた。
そのサハ101-269(ツヌ106F)もサハ101-108Assy車体(ツヌ118F:再生産品)を用いるAssy車体組立車となる。
番代区分変更を伴うが既に保管品のサハ101形200番代用床板は全て転用済だったため別途新調しておいた。


入工中のサハ101-108Assy車体。
※再生産品。

所要となるDT21非動力台車はクモハ101-194(元ツヌ110F-2:Mc194)用を移設している。
クモハ101-194の種車は旧クモハ101-193(元ツヌ107F-2:Mc193)でクモハ101-155(ツヌ118F:旧製品)を塗装変更した車両だった。
だがモハ100-808(元ツヌ107F-2)と見附が揃わずクモハ101-193(元ツヌ107F-2←クモハ101-193:ムコ10F)にて置き換えた。
この際クモハ101-194(ツヌ110F-2)へ改番されツヌ110F-1(Mc195←旧ツヌ110F:Mc194ムコ10F:Mc194)用緊急予備車となった。
しかし格下げ感が付き纏う上にクモハ101-194(ツヌ110F-1→ツヌ110F:Mc195)にも不具合は生じなかった。
そのためクモハ101-155(ツヌ122F:Mc155)の1stLOTライト基板振替入場を機にツヌ110F-2は廃止が決定する。


クモハ101-194(元ツヌ110F-2)。
※塗装変更車。

最早緊急予備車としての存在意義すら失われたクモハ101-194(元ツヌ110F-2)は実質用途不要になっていた。
長らく完成線での留置が続いてきたクモハ101-194だったが今回敢えなく廃車された。
KATO製101系では元クモハ100-108(元ツヌ118F:旧製品)以来2両目となる廃車が発生している。
なお荒廃が進んだものの元クモハ100-108は部品交換を行った上で現存している。
クモハ101-194はLP411前照灯(朱色1号),旧製品LOT屋根板,側面窓セル等転用可能な部品を数多く有していた。
従って部品取用途には最適であり早速サハ101-108Assy車体(再生産品)と共に入場させた。


転用した元クモハ101-194用DT21非動力台車(2エンド側)。

クモハ101-194用DT21非動力台車は締結ビスを含めサハ101-269(ツヌ106F)用床板に転用した。
走行機会に殆ど恵まれないまま廃車されたため車輪踏面状態は極めて良好だった。
唯一締結ビスが劣化し艶消しになっていたが特に締結への支障は無く継続使用している。
サハ101-269用床板を組み付けたサハ101-108(ツヌ118F)の見附はサハ101形200番代同等となった。
後はペイントリムーバー式で[サハ101-108]標記印刷を消去しサハ101-269へ正式編入するだけとなる。
だが車両番号標記印刷消去痕は艶が目立ちモハ100-208(元ツヌ122F:Mc155→モハ100-204:ツヌ106F)よりも退化した。


標記印刷を消去したサハ101-108

作業時間短縮に大きく貢献するペイントリムーバー式印刷消去だが作業個体差に左右され易い。
ツヌ106Fでは種車の車両番号標記印刷再現にばらつきがあり仕上げに顕著な差が生じてしまった。
ペイントリムーバー式はしばらく休止状態にあったがラシ107F(Mc202←ツヌ118F:Mc155)の組成から復活させた。
一応クハ100-78(ツヌ118F:再生産品→旧クハ100-34:元ラシ107F→クハ100-64:ツヌ106F)の改番には貢献した。
だがツヌ106Fでの結果を踏まえると今後はラプロス式を基本にした方が安全だと思う。
取り敢えず車両番号標記位置偏位車に限りペイントリムーバー式を採用する方向である。


[[サハ101-][2][6][9]]:2-4位側。

手こずってきた車両番号標記インレタ転写だがツヌ106Fではサハ101-269が最終施工車となる。
組み合わせは1-3位側,2-4位側共に[サハ101-]+[2]+[6]+[9]とした。
多少ずれや傾きが残るものの[サハ101-269]標記は合格の範囲内にあると思える。
三桁車両番号だったが大凡等幅配置となり少しはバラ標記インレタ転写に慣れてきたのかもしれない。
しかし苦手な事実に変わりは無くこれからも壁として立ちはだかると思われる。


サハ101-269(ツヌ106F:サハ101-108Assy車体 サハ101形200番代編入,床板装着施工)。
※再生産品。

印刷消去痕はある程度車両番号標記インレタでそれなりに隠蔽出来たと思う。
しかも引きでは思ったよりも目立たずツヌ106Fでは標準的な出来映えとなった。
艶はラプロスで隠せそうだったが成形色露出を嫌い施工には踏み込んでいない。
他社製品の様に爪楊枝式印刷消去が採用できると助かる。


モハ100-204+サハ101-269 (ツヌ106F:再生産品LOT側面窓セル装着車+再生産品LOT側面窓セル装着車)。
※再生産品。

無事全工程を終えサハ101-269(ツヌ106F:再生産品)が竣工した。
サハ101-269の配置は3号車でありモハ100-204(再生産品:2号車)は再生産品車両に挟まれる。
予めモハ100-204用側面窓セルを再生産品LOT品へ交換した策が的中してくれた。
ユニットを組むクモハ101-160(ツヌ106F:再生産品)以外にサハ101-269との側面見附も考慮しなければならなかった。
結果的に二度手間は防げたが今後は号車配置を考えながら部品交換を行いたい。
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