試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

クモハ100-805[ツヌ110F] 101系用純正胴受ダミーカプラー交換,前面用[総武・中央線 各駅停車]誤乗防止ステッカー貼替施工

2017-04-02 21:12:21 | 国鉄/JR101系
連動。

KATO製101系用純正胴受ダミーカプラーへ交換するクモハ100-805(ツヌ110F:Mc195)を入場させた。
胴受交換に加え劣化が出始めていた前面用[総武・中央線 各駅停車]誤乗防止ステッカーの貼り替えも行う。
なお前面用[総武・中央線 各駅停車]誤乗防止ステッカーには引き続き自作品を起用する。


国鉄101系クモハ100-805(ツヌ110F)。

ツヌ110Fは表示器点灯色変更を台枠振替に頼った中期施工編成である。
そのためムコ10F(Mc194)が種車ながら1stLOTライト基板装着編成となっていた。
入場を機に現行LOTライト基板への復旧を考えた。
しかしクモハ101形用Assy床板が不足しておりクモハ101-195(ツヌ110F)が更新出来ず見送りとなった。


入工中のクモハ100-805(ツヌ110F)。

胴受交換はクモハ101-195同様準再用品を起用しダミーカプラーごと振り替えた。
ダミーカプラーは2脚嵌合式で交換自体の手間は全く掛からない。
プリズムケースの撤去こそ要するもののビス等を用いない簡便な構造のため容易に行える。
個体によっては床板を取り外す際に車内へ残る場合もあり手を煩わせる事は無い。
前途の通り1stLOTライト基板装着車であり表示器用プリズム先端の塗り潰しは施さない。


101系用純正胴受ダミーカプラー化したクモハ100-805用床板。

自作[総武・中央線 各駅停車]誤乗防止ステッカーはエーワンラベルを用いている。
予想より粘着力が強く安定した成績を残してきた。
今回はこれを剥がさなければならない。
しかしラベル自体簡単には剥がせなかった。
ラベル面は形を保てず割けるように崩壊していく。
何とかラベル面を取り除いたがラベル糊はステッカー形状を守ったまま車体に残ってしまった。


ステッカー剥離痕を除去した前面腰板。

この姿は津田沼区から返却後のムコ1F(Mc195)さながらであった。
ラベル糊はセロハンテープの糊面で少しずつ除去を進めている。
新たな前面用[総武・中央線 各駅停車]誤乗防止ステッカーは印刷枠内ぎりぎりで切り出した。
クモハ100-805だけ滲みが進んだ理由は不明である。
表示器点灯色変更施工時には既に文字がぼやけ始めていた。
まだ作業時に手袋を嵌める前の施工で皮脂がステッカー表面に付着した影響かもしれない。




クモハ100-805 [03C 中野]:準再用ダミーカプラー交換,前面用[総武・中央線 各駅停車]誤乗防止ステッカー貼替施工。

貼り替えた前面用[総武・中央線 各駅停車]誤乗防止ステッカーは表示が細フォントで再現されている。
これがクモハ101-195との前面見附差異を生んでしまった。
使用したラベルも異なっており[総武・中央線 各駅停車]誤乗防止ステッカーのフォント太さが編成前後で揃わなくなった。
結局クモハ101-195も前面用[総武・中央線 各駅停車]誤乗防止ステッカーを貼り替えクモハ100-805と統一した。




クモハ101-195 [03C 中野]:ツヌ110F(前面用[総武・中央線 各駅停車]誤乗防止ステッカー貼替施工)。

当初の予定には無かったクモハ101-195の前面用[総武・中央線 各駅停車]誤乗防止ステッカー貼替が作業に加わった。
ラベル糊の車体付着状況は変わらずエーワンラベルの耐久性を再確認出来ている。
この粘度であれば印刷面が劣化しない限りステッカー交換を要する機会は少ないと思われる。
全工程を終えクモハ101-195,クモハ100-805(ツヌ110F)が竣工した。
クモハ101-195,クモハ100-805用ATS-B形車上子付胴受はクモハ101-148,クモハ100-160(ツヌ105F→ラシ105F)へ転用する。
津田沼区仕様:101系用純正胴受ダミーカプラー,習志野区仕様:ATS-B形車上子付胴受ダミーカプラーでの統一は各々守れる。
よってラシ105F(Mc148)の出場へと大きく近付いた入場になった。
消去法でツヌ110Fからの撤去を決断したためクモハ101-148,クモハ100-160(再生産品)への細工は万全を期したい。
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