試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

交通営団5000系深川検車区78F [5828] 非冷房車 後期仕様 (TOMIX製PG16形パンタグラフ換装)

2015-06-11 22:08:05 | 5号東西線,営団線
牛歩。

順次マイクロエース製交通営団5000系列のパンタグラフ換装を進めている。
TOMIX製PG16形パンタグラフの在庫都合で一気に終えられない。
今回も交通営団5000系78F非冷房車後期仕様(5828)だけの入場になった。


交通営団5000系78F 非冷房車 後期仕様。
78F:5828-5282-5655-5353-5119-5919-5337-5103-5284-5028
※快速表示器撤去,B形防護無線アンテナ追設編成。

作業自体は簡単なもので上手く行けば置き換えだけで終了する。
この[上手く行けば]が曲者でマイクロエース製品の個体差に大きく左右される。
東葉高速1000形1014(01F)は全く取付脚が引っ掛からずに接着剤を使用した。
78Fはどのような結果になるか分からない不安を抱きながら作業を開始している。


5828+5282 (78F:マイクロエース製パンタグラフ)。

製品標準のパンタグラフは造形を除けば状態は良かった。
撤去時に破損しなければ緊急予備用とする。
交換対象は5282,5353,5337,5284の4両である。
流し込み接着剤は不使用で撤去も順調に行えた。
撤去に苦労した東葉高速1000形01Fと異なるのが面白い。


入工中の5282。

しかしTOMIX製PG16形パンタグラフはすぐに外れる状態だった。
そのため微量の流し込み接着剤で固定している。
この程度の接着剤量なら取り外しに難儀しないのは確認済である。
今回から新品の接着剤になったせいか塗料の浮きも少なく加工の痕は目立たない。
結局パンタグラフは全車接着剤を使用して換装を行った。
東葉高速1000形01F以降は必ず接着剤を使用しているがこの個体差は何とかならないだろうか。




5828+5282 (78F:TOMIX製PG16形パンタグラフ換装)。

現在はPG16形パンタグラフを搭載する編成の方が多くなったためこちらの方が標準化した姿に見える。
上昇,折畳時共に安定感を醸し出せるのがパンタグラフ換装のメリットである。
なおマイクロエース製パンタグラフは3台が破損せずに撤去できた。
既に緊急予備用として保管済のパンタグラフを含めて状態の悪いものから処分する。


5919+5337 (78F:マイクロエース製パンタグラフ)。

5337は窓セルの嵌合爪が足りないため動力ユニットに両面テープを補助的に貼附して車体と嵌合させている。
粘着強度を落とさないために分解せずにパンタグラフを交換した。
流し込み接着剤は使用できないため5337だけゴム系接着剤での固定になっている。
古くなって粘度の高くなった接着剤を使用してはみ出しを最小限に留めた。




5919+5337 (78F:TOMIX製PG16形パンタグラフ換装)。

PG16形パンタグラフは車体取り付け時に軽いクリック感がある。
ここで上昇させなければパンタグラフ台が浮くことはない。
挿入時にゴム系接着剤が余計な場所に付着しないよう敢えて古いものを使用している。
その効果もありクリック感を得た場所でしっかり固定された。
古いゴム系接着剤は巻き取りが不要で使用量さえ間違えなければ武器になってくれる。
5337はパンタグラフ換装後も特に措置は取っていない。


78F入場の決め手になった5028(パンタグラフ撤去車)。

入場が61Fではなく78Fになったのは確保したPG16形パンタグラフが4台だったためである。
相変わらず品薄状態が続いており何とか2箱を確保できた。
5028がパンタグラフ撤去車のため交換が行えた。
残る61Fはパンタグラフ5台が必要で確保の目処は立っていない。
既に劣化している車両が出ているがTOMIX製PG16形パンタグラフ化が決定しており予備パンタグラフは使用しない。

あと3箱入手できれば交通営団5000系列全編成のパンタグラフ換装が終了する。
焦っても無駄なのである程度の数量が入荷する日を待ちたい。
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