試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3300形1次車 3316F 新赤電色 クロスシート試作車 枕カバー再現試行

2015-06-10 22:11:45 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形1次車3316F新赤電色クロスシート試作車を入場させました。
外観は戸袋吹寄の[クロスシート試作車]ステッカーが目立ちます。
しかし最大の特徴は4両で異なるクロスシートが再現された車内でした。


京成3300形1次車 3316F 新赤電色 クロスシート試作車。
[3316F]:[3316]-[3315]-[3314]-[3313]。

当方では室内灯を取り付けていません。
そのためせっかくの座席配置が全く分かりませんでした。
少しでも浮き立つよう枕カバーを再現しようと思い付いています。




モハ3316セミクロスシート車。

当初は座席個別に白色ラベルを貼り付ける方式でした。
ところが粘着力が弱くしばらくすると剥がれてきます。
更に動力ユニット搭載車のモハ3314で壁にぶち当たりました。
余りに背摺りが低く貼付できないためステッカー式は中止しています。




モハ3315セミクロスシート車。

ステッカーを剥がす前に視覚効果を確認してみました。
しかし苦戦しながら再現した枕カバーは全く目立ちませんでした。
側面窓セル厚や窓縦桟幅が絡み埋没してしまうようです。




モハ3314セミクロスシート車。
※動力ユニット搭載車。

この事実で個別再現を行ってもそれだけの効果が返ってこないと分かりました。
そのため各座席上部を全面的に白色化する方向へ梶を切っています。
極力手間が掛からない方式とし油性ペイントマーカーに切り替えました。




モハ3313クロスシート車。

地味な細工が4両全車に行き渡りました。
なおモハ3316のみ窓側座席枠も塗り潰してみました。
存在感こそ出ましたが不自然さが拭えず取り止めています。


モハ3313+モハ3310 (3316F+3312F)。

結果的に編成見附は入場前と変わっていません。
もう少し印象が変わると思っていましたが甘かったようです。
やはり効果を得るには室内灯が欠かせないと思います。


モハ3316用床板一式。

早々に座席個別再現を中止して正解だったと思います。
また簡便な油性ペイントマーカー再現でも十分でした。
さすがに床板単体では白色が映えて見えます。


モハ3316(枕カバー再現車)。


モハ3316(貫通扉後傾対策施工車)。

なお同時に貫通扉の後傾対策を施しました。
種別表示変更時に前面窓セルとの接着を省略していました。
これが貫通扉を傾かせる原因だと判明し再固定しています。

●3300形京成線出場
※改訂:2024年7月10日
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