試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3300形3316F 新赤電色 クロスシート試作車:二代目 回着 ※3312F種車

2015-06-12 21:53:39 | 京成線:3300形
即除籍。

京成線新赤電色編成の増備はマイクロエース製京成3200形3264F新赤電色で打ち止めのはずだった。
しかし新品売れ残りのマイクロエース京成3300形3316F新赤電でクロスシート試作車が遂にダンピングされた。
既に3316F新赤電色クロスシート試作車は在籍しているが改装種車として導入するに至った。


京成3300形3316F 新赤電色 クロスシート試作車。
3316F:[3316]-[3315]-[3314]-[3313]。
※二代目。

新品を種車とするのはもったいない気もしたが計画進行のためやむを得ない。
安価な中古製品を捜し当てられなかった中で巡り会った中古製品より安い新品である。
資金を考えれば妥当だろう。
ただしこの新品はかなり状態が悪かった。
保護フィルムは全体的に白濁化し通過標識灯灯にはカビのようなものが付着していた。
長らくストッカーに放り込まれていたためだろうがこれほど酷いのは見たことがない。
それだけ不良在庫として眠っていたのだろう。
この状態の悪さが加工へのハードルを下げたのは言うまでもない。
投入した3316F新赤電色(二代目)はクロスシートが外観から目立たない事を逆手に取って3312F新赤電色化する。
復活新赤電色も3312Fだった。
こちらを種車にする手もあったが[京成100周年]ステッカー印刷や台車色で3316Fを選択している。


モハ3316(二代目)。


モハ3315(二代目)。


モハ3314(二代目:動力車)。


モハ3313(二代目)。

KS-121台車はややプラスチッキーでグレーの方が質感は良く見える。
ただ3312F新赤電色の用途からサックスブルーのKS-121台車がどうしても必要だった。
そのため3316Fが改装種車に決定した。
必要な工程は改番の他に[クロスシート試作車]ステッカーの消去が加わる。
今まで改番で印刷消去はしてきたものの範囲の広いステッカー印刷は初挑戦となる。
過去に施してきた印刷消去の方法からラプロス式を採用する。
消去後は手を加えないため塗装面を傷める危険度が高いリムーバー式は怖い。
地道に擦りステッカー印刷消去を目指したい。

また前面車両番号の転写も課題である。
非常に窮屈な場所への転写は難航が予想される。
更にバラ数字の組合せが確定しており転写が苦手な自分にはハードルが高い。
しかしこれを乗り越えなければ3312F化は果たせないため何とかこなしたい。

分割:2015年10月30日

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