試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

JR101系習志野電車区104F [T264] 4+6編成 (ラシ104F-2 車体更新完了:旧製品車両廃止) ※再生産品

2017-02-01 21:37:21 | 国鉄/JR101系出場:総武・中央線
達成。

KATO製国鉄101系ツヌ118F(Tc75:再生産品)はJR101系ラシ104F(Mc136:再生産品+旧製品)の車体更新を名目に増備した。
単独投入に近いクハ101-75,クハ100-78(ツヌ118F:Tc75)はクハ101-81,クハ100-30(ラシ104F:再生産品)へ改装済である。
残るモハ101-215,モハ100-158(ツヌ118F:Tc75)だが本来は6号車,2号車に配置される車両で正規ユニットではなかった。


JR101系ラシ104F 晩年仕様(1988/11)。
[ラシ104F-2]:Mc136-M'111-T245-T'c30+Tc81-M230-M'224-T264-M237-M'c175。
※再生産品。
◆車体更新完了。

但しラシ104F-2(T264)の更新には都合が良くモハ101-215(ツヌ118F:Tc75)をモハ101-230(ラシ104F:再生産品)へと改番した。
モハ100-158(ツヌ118F:Tc75)はモハ101-230とユニットを組むモハ100-224(ラシ104F:再生産品)に充当される。
動力ユニット搭載車であるモハ100-224(ラシ104F:旧製品)に対しモハ100-158(再生産品)は非動力車となった。
不釣り合いに映るがモハ100-111(ラシ104F:再生産品)の車体更新をモハ100-208(ツヌ118F:動力ユニット搭載車)にて行った。
そのため保留車10両編成化用動力ユニットは確保されておりツヌ118F(Tc75:4両口)の導入で丸く収められた要因となっている。


モハ100-224(ラシ104F:動力ユニット搭載車)。
※旧製品。

旧モハ100-111(元ラシ104F:旧製品)を入場させる直前まで保留車10両編成用動力ユニット搭載車の欠落に気付いていなかった。
現在に至るまでモハ100形用動力ユニットはモハ100-1006(トタ5F-2:Mc1006←モハ100-146:トタ5F)が実質予備品を兼ねている。
しかしモハ100-1006を非動力車へ改めるとモハ100-146(トタ5F-1:Mc38)との都度床板交換に直結するため都合が悪かった。
これを失念したままモハ100-158(ツヌ118F:再生産品)を引き当てていれば別途モハ100形用動力ユニットが所要となっていた。
急遽モハ100-208(ツヌ118F:再生産品→モハ100-111)を投入したがラシ104F-2の車体更新を左右する分岐点だったように思う。
旧ツヌ131F-1(M'c143),旧ツヌ131F-2(T25→ツヌ131F:Mc70)の例もあり予備用モハ100形用動力ユニットを確保すべきか悩む。


入工中のモハ100-158,モハ100-224 (ツヌ118F,ラシ104F)。
※再生産品,旧製品。

KATO製101系中間車両では非動力車,動力ユニット搭載車共に共通の側面窓セルが使用されている。
但し動力ユニット搭載車だけ1エンド側側面窓セルが緩くなる傾向がありモハ100-224の更新で留意する箇所となった。
さっそくモハ100-224,モハ100-158(ツヌ118F)との間で屋根板,側面窓セル交換を行い車両番号標記印刷消去へと移った。
モハ100-158の車両番号標記は位置こそ問題無かったものの印刷がやや濃かったためラプロス式に再度変更している。
結果モハ101-215(ツヌ118Fモハ101-230)と同程度に至り標記印刷濃度が高い車両以外はラプロス式で構わないと思う。


[[モハ100-][2][2][4]]:2-4位側。

[2]標記インレタを大量消費してしまったモハ101-230の直後であり先ずクモハ102形用組標記に目を着けた。
クモハ102形組標記インレタは103系1200番代,103系3000番代程度でしか用途が無く使われずに残っていた。
しかし[モハ100-224]と生憎の揃目標記でありクモハ102形用だけではまだ1-3位側,2-4位側を賄いきれない。
ラシ104F用車体更新車では同一台紙への拘りがあったがこれを放棄しフォントサイズの近い73系用に頼った。
また過去の度重なる失敗で極端に[4]標記インレタも激減しており[モハ100-224]は転写水準を下げている。
奇跡的に[モハ100-224]は上手く纏められたが[モハ100-224]標記が若干傾いてしまったため今後修正対象とする。


旧モハ100-224,モハ100-224 (元ラシ104F,ラシ104F)。
※旧製品,再生産品。

更新では旧モハ100-111(元ラシ104F:旧製品←モハ100-208:ツヌ118F)からのモハ100形用動力ユニット転用が可能だった。
再生産品LOT品は非常に魅力的だったが旧モハ100-224(元ラシ104F)用動力ユニットも別段問題無かった。
加えて元モハ100-208用動力ユニットへの交換にはモハ100-224用DT21動力台車を組み合わせる工程が発生する。
走行距離が伸びたモハ100-224だが駆動音は他編成用動力ユニット搭載車と同程度であり振替えには進まなかった。
定期的に踏面清掃,埃除去等最低限の整備さえ行えば経年劣化による極端な性能低下は防げると思われる。




モハ100-224(モハ100-158 改番,旧製品LOT屋根板・側面窓セル交換,動力ユニット搭載施工)。
※再生産品:車体更新。

そして旧モハ100-224(元ラシ104F)用動力ユニットを引き継いだモハ100-224(ラシ104F:再生産品)が竣工した。
組み立てた当初は予想通り1エンド側の側面窓セル上部が内側に傾いており車体との隙間を生んでいた。
妻面窓セルを有する101系は車体外側から手が着けられない構造のため修正するには再分解しか選択できない。
改めて1エンド側より滑り込ませるように動力ユニットを組み込み側面見附の違和感解消へと持ち込んでいる。
なおこの症状は動力ユニット搭載車で発生する事例が圧倒的に多いが未だ原因解明までには至っていない。


旧モハ100-224+モハ100-224 (再生産品LOT側面窓セル装着車+旧製品LOT側面窓セル装着車)。
※旧製品+再生産品。


モハ101-230+モハ100-224 (旧製品LOT側面窓セル装着車+旧製品LOT側面窓セル装着車)。
※再生産品。

ラシ104F-2(再生産品)はモハ100-111以下8両が旧製品LOT屋根板,側面窓セル装着車で統一され再出場を迎えた。
一見では純粋な再生産品車両に見える10両編成だが屋根板,側面窓セルが交換されておりその雰囲気は若干異なる。
この部品構成はクモハ101-136,クモハ100-175(ラシ104F:再生産品←クモハ101-155,クモハ100-108:ツヌ118F)が嚆矢となった。
ラシ107F(Mc202)用組成準備編成だった十代目ツヌ118F(Mc155:再生産品←旧ツヌ118F)は計画途中で分散配置が決定する。
そして旧ラシ104F(塗装変更車+旧製品)用塗装変更車廃止のためクモハ101-155,クモハ100-108(ツヌ118F)を引き当てた。
当時旧モハ100-111(旧ラシ104F:旧製品)以下8両の更新予定は無く側面見附を考慮した結果折衷仕様車が初登場している。


クハ100-30+クハ101-81 (旧製品LOT側面窓セル装着車+旧製品LOT側面窓セル装着車)。
※再生産品。

ラシ104F-2の車体更新は新旧LOT混結ユニット解消が主眼に置かれモハ101-237(再生産品)でも屋根板,側面窓セルを流用した。
モハ101-237にはツヌ131F-1(M'c143)復活計画が頓挫し保留車へ廻っていたモハ101-215(ツヌ118F:再生産品)が充当された。
結局ツヌ131F用組成準備車2両がラシ104F-2用更新種車に廻り旧製品車両で残す予定だった6両の入場へと繋がった。
しかし全車車体更新には6両が足りずモハ100-208,サハ101-233(ツヌ118F:再生産品),ツヌ118F(Tc75:再生産品)を増備している。
旧製品LOT屋根板,側面窓セルへの交換も続行が決定しラシ104F-2は旧ラシ104F時代の面影を残す再生産品編成となった。
なお再生産品運転台付車は先頭車両に限定してきたがクハ101-81,クハ100-30(中間組込車)だけはその対象から外した。


ラシ104Fサイドビュー(クモハ101-136:旧製品LOT側面窓セル装着車)。
※再生産品。


ラシ101Fサイドビュー(クモハ101-201:弁天橋区仕様側面窓セル装着車)。
※弁天橋区仕様。

苦渋の選択でツヌ131F-1復活を諦めたがクモハ100-108,モハ101-215,サハ101-233(ツヌ118F)は全て再生産品車両だった。
このうちモハ101-215,サハ101-233ラシ104F-2に組み込まれツヌ131F-1用組成準備車はクモハ100-108のみとなった。
3両と中途半端だった保留車はラシ104F-2から離脱した旧モハ100-111(元ラシ104F:旧製品)以下8両が加わり9両まで達した。
顔触れこそ大幅に変わったもののクモハ101-155(ツヌ118F:再生産品)さえ確保できればひとまず10両編成化への目処が立つ。
残る課題は再生産品車両と旧製品車両の振り分けだけでありいよいよプロトタイプ選定に取り掛かる予定である。
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