試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

クモハ101-109,131,クハ100-30,35[ツヌ101F-3] 黄色5号塗装変更済LP411前照灯振替施工 ※'旧製品

2016-07-11 21:27:21 | 国鉄/JR101系
決着。

KATO製国鉄101系保留車組成のプロトタイプ選定は二転三転した。
先ずバリエーション追加のため両先頭車両がLP402前照灯車,LP411前照灯車で異なる編成に絞った。
この後捻出車都合でクモハ100形を2両含む条件が追加される。


国鉄101系ツヌ101F (1985/4)。
[ツヌ101F]:Mc148-M'170-T'c30+Mc109-M'103-T295-T'c35+Mc131-M'117-T'c53。
※弁天橋区仕様+旧製品。

これを満たすツヌ103F-2(Tc66:1985/4)がプロトタイプに決まりかけた。
ひとまずクモハ100-133(ツヌ103F-2:塗装変更車←クモハ100-143:元ツヌ131F-1)を暫定竣工させた。
しかしこの時既に所要車両の捻出は暗礁に乗り上げていた。
当初は新金型車両を先頭に立たせクモハ100-108+クモハ101-155(ツヌ118F:旧製品)を編成中間へ組み込む計画だった。
ところがクモハ101-191(ラシ107F:Mc202)の種車にクモハ100-133を起用した都合でクモハ100形2両組成が条件から外れた。
ラシ107Fでの編成内異動に乗じて元クハ100-34(元ラシ107F:再生産品)を捻出し再生産品を両先頭車両へ廻すよう変更している。
またクモハ100-108(ツヌ118F:旧製品→ツヌ122F:Mc155)への動力ユニット搭載試行によりツヌ122Fの組成変更が行われる。
そのため保留車は形式構成が大幅に変わりプロトタイプ選定の主旨だったクモハ100形2両組込編成は完全消滅した。


クモハ100-108(ツヌ122F:動力ユニット搭載試作車)。
※旧製品。

ここでもう一度在籍編成,車両を見直した。
4+6編成,3+7編成,7+3編成,10両貫通編成,変則編成がありながら6+4編成が存在しない。
ここで前照灯相違と6+4編成を組成条件にする方向へ切り替えた。
所有する編成表都合でこの条件を満たす編成は1本だけしか該当しなかった。
◆ツヌ106F:Mc160-M'204-T269-M217-M'210-T'c50+Tc81-M199-M’193-T'c64(1984/10)。
但しツヌ106F(Mc160)を組成するにはモハ100形が1両不足する。
Assyパーツはツヌ103F-2の出場を前提に発注したため思わぬ車両不足に陥った。
急遽モハ100-91Assy車体(ツヌ118F:再生産品)を調達し成立可能とした。
その代わりモハ101-215Assy車体(ツヌ118F:再生産品)が余剰になっている。
予備車を持たない方針は今後も貫くためツヌ106Fの出場後に活用法を考える。


ツヌ101F-3。

またLP411前照灯(黄色5号)も足りなくなった。
地味に出場編成が増えたためLP402前照灯,LP411前照灯共に消費が進んでいた。
LP411前照灯は101系メイクアップパーツ1(11-510)で補充できるものの同梱の第二次冷房改造車用屋根板は用途が無い。
そこで101系メイクアップパーツ3(11-516)のLP411前照灯(朱色1号)を黄色5号に塗装変更する。
これを運転台付中間組込車へ装着しメーカー塗装品のLP411前照灯を捻出する算段である。
LP411前照灯供出編成はツヌ101F-3(Mc148)に決定した。
ツヌ101F(T'c30)は3+4+3編成で全運転台付中間組込車がLP411前照灯車化されている。
クモハ101-109,クモハ101-131,クハ100-30,クハ100-35(ツヌ101F)は何れも車体更新により捻出された旧製品車両だった。
何れも中間組込車対応化が施されており今後先頭車両への起用はまず有り得ないと思う。
LP411前照灯(朱色1号)は発生品:2灯,未使用品:2灯が残っており4両分を賄える。
予備品確保を兼ねクモハ101-109,クモハ101-131,クハ100-30,クハ100-35を黄色5号に塗装変更したLP411前照灯へ交換する。


塗装を終えたLP411前照灯 (発生品,メイクアップパーツ3)。

塗装は外観から見える部分を中心とした関係で一部には朱色1号が残っている。
例によって柚肌になってしまった。
このままでも誤魔化せたが磨きクロスで被膜を均した。
厚塗りが幸いしライトリブの色を剥がすことなく粗を隠せている。


入工中のクハ100-30(ツヌ101F)。

前照灯交換は千葉方のクハ100-30から開始した。
LP411前照灯は平行合わせが必要で屋根板まで取り外している。
旧製品とLP411前照灯(101系メイクアップパーツ1)は元々相性が宜しくなく嵌合が固い。
塗装被膜が追い討ちを掛け無加工での交換が行えなかった。
前照灯開口部の上下左右を軽く削りライトレンズと嵌合爪が入る猶予を確保した。


朱色1号が残る塗装変更済LP411前照灯。

この細工を施すとLP411前照灯が抵抗なく入る代わりに建て付けが甘くなる。
振動等による傾き発生を防ぐため前照灯用開孔部断面に木工用ボンドを塗布し固定した。
仮にLP402前照灯へ復する際にも木工用ボンドが必要になる。
これは注意する点で捻出時には気を付けたい。




クハ100-30 [07 東京]:塗装変更済LP411前照灯振替施工。
※旧製品。

塗装変更済LP411前照灯の採用は思いの外違和感なく仕上がったと思える。
これまで塗装変更車には遠慮なく採用してきたがメーカー塗装車への装着は極力避けてきた。
他にも中間組込制御車が在籍しておりLP411前照灯捻出はメイクアップパーツ3での対処で構わないかもしれない。
クモハ101-109,クモハ101-131,クハ100-35も順次入場させ前照灯交換を行った。


クモハ101-109 [47H 津田沼]:塗装変更済LP411前照灯振替施工。
※旧製品。

本来は101系メイクアップパーツ1のLP411前照灯を使用したかった。
だが現時点では第二次冷房改造車を竣工させる計画は無い。
既に豊田区仕様:トタ冷房5F(Mc198),津田沼区仕様:ツヌ113F(Mc185),ツヌ123F(Tc74)を出場させている。


クハ100-35 [13C 新宿]:塗装変更済LP411前照灯交換施工。
※旧製品。

クハ100-91(ツヌ116F:T'c91)も竣工済で仮に仕立てるならカノ1F(Mc178),カノ2F(Mc181)だけになる。
両編成共に構成がツヌ113Fと被ってしまうため積極的に出場させる理由が見当たらない。
ATS-B形車上子付胴受だけは即戦力になるだけに惜しまれる。


クモハ101-131 [ 4 千葉]:塗装変更済LP411前照灯振替施工。
※旧製品。

塗装変更にはグリーンマックス製スプレーの黄色5号を用いたが色温度差は少なく済んだと思う。
むしろ弁天橋区仕様品の方が濃く見える程である。
側面から朱色1号の名残は伺えない。
ツヌ106F組成でとばっちりを喰らったツヌ101F-3だが格下げに至らなかったのは幸いだった。
これも3+4+3編成だったお陰と言える。




クハ100-30+クモハ101-109 (塗装変更済LP411前照灯振替施工車+塗装変更済LP411前照灯振替施工車)。
※旧製品。

どうにか所要のLP411前照灯(メーカー塗装品)を確保できた。
保留車のクモハ101-155(ツヌ118F:旧製品)には元クハ100-34をLP402前照灯車へ戻すためこれを再用する。
今回捻出したLP411前照灯はクハ101-75(ツヌ118F:再生産品),クハ100-78(元ツヌ122F:旧製品)で用いる予定である。
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