試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

モハ100-68[ツヌ131F] 床板交換施工 (非動力車化:予備用モハ100形用動力ユニット捻出)

2016-06-17 21:19:30 | 国鉄/JR101系
所要。

KATO製国鉄101系旧ツヌ131F(Mc70)はツヌ131F-1(M'c143),ツヌ308F(Tc81)が廃止となり10両貫通編成(ツヌ131F)で統一された。
10両体制へと改められたが3編成を兼ねていた名残で動力ユニット搭載車が2両配置されたままになっている。
そこで保留車組成用動力ユニット捻出候補に挙がったモハ100-68(ツヌ131F)を入場させた。


国鉄101系ツヌ131F 青22号混色編成(1972/6)。
[ツヌ131F]:Mc70-M'68-T'216-T'25-M247-M'241-T239-T25-M64-M'c68
※塗装変更車+旧製品。
※1972/6/23。

現状はモハ100-68,モハ100-241(ツヌ131F)が動力ユニット搭載車である。
このうちモハ100-68は2号車であり元ツヌ131F-1,ツヌ131F-2(T25)の組成に合わせ都度床板交換を行っていた。
ツヌ131F(Mc70←ツヌ131F-2)では2号車で固定されるため非動力車化が決定した。
モハ100形用床板はAssy車体組立車用以外にも発注した。
早速この床板を使用しモハ100-68用動力ユニットを捻出する。


入工中のモハ100-68
※塗装変更車。

DT21非動力台車はツヌ131Fの走行履歴を考慮し黒染車輪にやや劣化の見られる再用品を用いる。
ちょうどサハ101-105(ラシ104F-1:T104)の入場で余剰になったDT21非動力台車があり都合が良かった。
本音は新車輪にしたかったがツヌ131F内での統一を優先させている。
押し出された元モハ100-68用動力ユニットはそれなりに走行距離を稼いでいた。
保留車組成により予備用モハ100形動力ユニットが無くなる関係もありこのまま保管品へ廻す。


床板を入れ替えたモハ100-68

動力ユニット単体の入手は単価が高くなる。
予備品前提で手配するのは抵抗がありモハ100-68からの捻出とした。
当初Assy車体組立車用に転用する計画だったがより状態の良いモハ100-808(ツヌ101F-1:Mc193)へ変更する。
床板交換以外にモハ100-68へ手を加える箇所は無く即時組み上げた。




モハ100-68(床板交換施工)。
※塗装変更車。

床板交換を終えたモハ100-68(ツヌ131F)が竣工した。
今入場で用意した部品はモハ100形用床板だけである。
黒染車輪に劣化が見られるDT21非動力台車は出番が無いと思っていたが意外な用途があった。


モハ100-68+サハ100-216 (ツヌ131F:元モハ100-31+元サハ100-211)。
※塗装変更車。

この結果クモハ101-70,サハ100-216(ツヌ131F)の間に入っても違和感は無い。
転用用途によっては劣化していた方が良いこともあるらしい。
コスト削減のためDT21非動力台車の発注数を抑えたのは正解だった。


モハ100-241(ツヌ131F:動力ユニット搭載車)。
※旧製品。

ツヌ131F用動力ユニット搭載車はモハ100-241に一本化された。
モハ100-68用動力ユニットよりも走行距離は伸びていたが予備品の状態を上げるため存置している。
これで走行の都度床板交換を行う必要が無くなりツヌ131Fは機動性が高まったと言えよう。
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