69歳 男性
昔からの知り合いでアルコール性肝障害、糖尿病の病名がついていました。
診察室で会うのは久ぶりでした。
初診日は2013(平成25)年2月12日でこの時のUS(腹部)およびCT(ダイナミック)では異常はなかった。
ところがHBc抗体(コウリキカ)でB型肝炎ウイルスのキャリアと診断した。
右上腕には不正形の空豆(そらまめ)大とえんどう豆大の2ヶ所のBCG瘢痕と左上腕には大豆大の種痘痕を認めた。
その1年過ぎて2014(平成26)年3月6日久ぶりにUS(腹部)およびCT(ダイナミック)を行った(写真1、写真2)。
右後上下区域にΦ30×27mmの腫瘤を認めた。
典型的な肝がんとは言えなかったし、腫瘍マーカーも正常であった。
本人重粒子治療を希望したが、大腸癌もあったため、大腸癌の内視鏡切除のあと、結局5月19日外科的切除(写真3)となった。
肝がんは中~高分化型肝細胞癌でした。
団塊の世代はB型肝がん発生年齢ですので、HBs抗原陰性でも、必ずHBc抗体の検査も受けて下さい。
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昔からの知り合いでアルコール性肝障害、糖尿病の病名がついていました。
診察室で会うのは久ぶりでした。
初診日は2013(平成25)年2月12日でこの時のUS(腹部)およびCT(ダイナミック)では異常はなかった。
ところがHBc抗体(コウリキカ)でB型肝炎ウイルスのキャリアと診断した。
右上腕には不正形の空豆(そらまめ)大とえんどう豆大の2ヶ所のBCG瘢痕と左上腕には大豆大の種痘痕を認めた。
その1年過ぎて2014(平成26)年3月6日久ぶりにUS(腹部)およびCT(ダイナミック)を行った(写真1、写真2)。
右後上下区域にΦ30×27mmの腫瘤を認めた。
典型的な肝がんとは言えなかったし、腫瘍マーカーも正常であった。
本人重粒子治療を希望したが、大腸癌もあったため、大腸癌の内視鏡切除のあと、結局5月19日外科的切除(写真3)となった。
肝がんは中~高分化型肝細胞癌でした。
団塊の世代はB型肝がん発生年齢ですので、HBs抗原陰性でも、必ずHBc抗体の検査も受けて下さい。
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