Dr.mimaが医原病を斬る!

C型肝炎の解決を目指し、国の責任を追及するため闘っています。

とある保健婦の証言 -14-

2015年02月19日 07時00分00秒 | B型肝炎訴訟
昭和46年まで広島町におられたと思うんですが、その当時まで、予防接種に関して、保健所から、
注射筒だとか針は一人ずつ替えなさいよというような指導は受けたことはありますか。
 ありません。少なくとも、そういう指導を受けたことを記憶してはいないです。

ほかの市町村などでやっていた予防接種の方法は、今あなたが証言された方法と全く同じという
ふうに伺ってよろしいですか。
 札幌市とか、そういう大都市は分かりませんけれども、少なくとも、保健婦が接種している市町村では同じだと思います。

例えば、保健婦さんの集まりの中で、針とか注射筒は1人ずつ替えなきゃ駄目じゃないかという話題が出たというようなことはないんでしょうか。
 昭和43、4年ころとか、予防接種による事故が起きていたりしまして、保健婦が予防接種をするのではなくて、医師が予防接種をするような体制にしてほしいと。保健婦は安易にするべきではないというのかどうか分かりませんが、とにかく、医師が予防接種をするようになってほしいということで、しないようにしようということばかりが中心で、予防接種の正しいやり方をしているかどうかというようなことを研修したり、内容について話し合ったりはしませんでした。

例えば、全道の保健婦さんが年に何回か集まって研修をするなんていう機会もあったんでしょうか。
 ありました。

そういう機会に、今私がお聞きしたような、1人ずつ替えたほうがいいんじゃないかという話は全くされてなかったということですか。
 されておりません。

予防接種実施規則というのがありますね。
 はい。

これは昭和33年に、針を1人ずつ替えなきゃいかんというふうに変わったんですが、そのことは御存じでしたか。
 全然知りませんでした。

いつ知った記憶がありますか。
 予防接種の実施規則とか、法律に基づいてやっていることは知っておりましたけれども、実際に規則とかを見たというのは、かなり後になって、早来町に勤めるようになってから自分自身で見ましたけれども、知りませんでした。

昭和52年に早来町に勤務することになりましたね。
 はい。

早来町でも、当初は予防接種を担当しておられたんですか。
 はい、今も担当しております。

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