Dr.mimaが医原病を斬る!

C型肝炎の解決を目指し、国の責任を追及するため闘っています。

興津肝炎

2015年01月14日 10時24分22秒 | はじめに
興津肝炎(C型肝炎の流行)を原因を明らかにするため過去3回も興津に出かけました。原因は開業医の静脈注射でした。
ところがこの疫学調査を担当した慈恵医大第一内科、藤沢 洌(ふじさわ きよし)は原因はperson-to-person-intimate contact(人と人の濃厚接触)によるとして事実を葬り去った。
本当に人と人の濃厚接触でC型肝炎は感染するのでしょうか?





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冬みかんを頂きました

2014年12月04日 18時45分57秒 | はじめに
私とともに肝炎問題の取り組んでいます、九州の野田健次さんから
地元の甘い「冬みかん」が届きました。
明日にでも、札幌の病院に入院中の由仁・三川C型肝炎訴訟団団長の
岩崎昭明(いわさき てるあき)さんのところにもお裾分けにもって行きます。



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はじめに

2014年11月17日 10時22分40秒 | はじめに
既にご存知のように、B型肝炎ウイルスキャリア(B型肝炎ウイルス持続感染者)が戦後全国に広がったのは、昭和23年6月30日に制定された「予防接種法」(法律第68号)による集団予防接種(針・注射器の使い回し)が原因であることを確信しました。
このためB型肝炎問題を解決する目的で、国の監督責任を追及するため、平成元年6月30日に5人の原告を立て札幌地方裁判所に提訴しました。
全国各地のB型肝炎患者会にも、ともに訴訟で立ち上がることを訴え続けましたが、だれも立ち上がらず、蝦夷地北海道の訴訟として陰口を言われました。
札幌地裁では、「B型肝炎ウイルスは想像を絶する感染ルート」があるとして、訴えは棄却されました。
高裁でも5人の原告のうち2人は予防接種を受けた日から20年を過ぎている、と言うことで除外されました。
最高裁では、除斥期間が肝炎を発症してから20年とされたため、5人全員の勝訴(完全勝訴)が決まったのです。
その後、第2次訴訟が起こされ、この間17年の歳月が流れましたが、多くの人が救済されています。

山梨県甲府盆地、広島県片山地方、福岡県・佐賀県に多発した「日本住血吸虫症」は、寄生虫病予防法(法律第59号)により、昭和6年から静脈注射(スチブナール)の強制集団接種が行われ、日本住血吸虫症が終結するまで続きました。
このため劇症肝炎やC型肝炎(肝硬変・肝がん)で亡くなった方が続発しました。
スチブナールという静脈注射を受けたという証拠があり、遺族の方が、国を相手に闘えば必ず勝訴できると考えています。該当する方の連絡をお待ちしています。

戦前戦後、国は注射器具の消毒については、全く無頓着でしたから、各地で注射器や針の使い回しを放置していました。
その結果、各地でC型肝炎の汚染地域があり、そこは現在肝がん多発地域になっています。
私たちが現在取り組んでいる訴訟は、北海道最大のC型肝炎汚染地域である由仁町で「由仁・三川C型肝炎訴訟」と称されていますが、原因は無知な医者による注射器・注射針の使い回しです。
この訴訟は平成24年3月15日、国を相手に損害賠償を求め、札幌地方裁判所に提訴しています。

茨城県で発生した「猿島の奇病」(昭和38年~昭和42年)といわれる事件では、多くの農民が劇症肝炎で亡くなり、いま現在もC型肝硬変や肝がんで亡くなっていますが、この肝炎の原因は未だ明らかにされていません。
「猿島の奇病」の原因を明らかにするため、平成26年6月28日(土)~7月8日(水)までの11日間、梅雨のなかで猿島肝炎を考える会(代表 鶴巻 進)の主催で、猿島および近隣の町で、超音波を主体とする肝がん検診と聞き取り調査を行いました。
検診には北海道から、4人の医療スタッフが参加しました。
「猿島の奇病」には日本医大公衆衛生学教室が深く関わっていることが明らかになり、日本医大による野外実験の可能性が濃厚であると確信しました。

私たちは、これらC型肝炎の解決を目指し、国の責任を追及するため闘っています。

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B型肝炎訴訟弁護団の守らなければならないルール

2014年08月01日 15時12分14秒 | はじめに
1972(昭和47)年1月、日赤血液センターではHBs抗原検査を始め、陽性者はB型肝炎ウイルスキャリアとして輸血から除外しました。
1989(平成元)年12月にHBc抗体検査を導入し、高力価のものはB型肝炎キャリアと判断し輸血から除外しました。
2012(平成24)年8月にはHBc抗体低力価でもHBs抗体陰性のものはB型肝炎キャリアとして輸血から除外しました。
このことはHBc抗体低力価でHBs抗体陰性であれば、B型肝炎キャリアであると日赤が認めているということです。

B型肝炎訴訟弁護団の方々はこのルールを守っていかなければならないのではないでしょうか。


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