Dr.mimaが医原病を斬る!

C型肝炎の解決を目指し、国の責任を追及するため闘っています。

集団予防接種とB型肝炎ウイルスキャリア

2015年02月05日 08時10分50秒 | B型肝炎訴訟
B型肝炎訴訟は17年間かけての勝訴であったが、戦前・戦後どれだけ集団予防接種が行われてきたのか?
私どもは「衛生局年報」「衛生年報」「保健所事業年報」「保健所運営報告」を調べ、更に「厚生省50年史」「DDT革命」を参考に年間の予防接種者数を計算した(図1)。
1948-1950(昭和23-25)年はツベルクリン反応の数(BCG接種者数や前後の年間注射数は200万人と推定される)が不明のため加算していない。
1999年に出版された「肝がん白書」は、今もなお愛読者がたえまない。
このなかに吉澤浩司が1995年、初回献血者のデータをもとにまとめた「第4章 肝炎ウイルスキャリアの動向」という記載がある。
HBs抗原陽性率と各世代の予防接種者総数はだれがみてもよく相関する。団塊の世代、もう60歳代になったが、この世代にHBVキャリアが最も多い(図2)。




明日のブログは「B型肝炎訴訟の勝敗を決める上で重要なとある保健婦の証言」を掲載します。

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