Dr.mimaが医原病を斬る!

C型肝炎の解決を目指し、国の責任を追及するため闘っています。

とある保健婦の証言 -16-

2015年02月21日 07時00分00秒 | B型肝炎訴訟
昭和52年に早来に行ってから、BCGの接種について保健所から何か指導が来たということはありますか。
 はい。52年ではなくて、もう少しの昭和53、4年だと思いますが、以前は注射器で皮内に注射しておりましたBCGが、管針と言うんですが、スタンプに変わったんです。管針に変わったのはもう少し早いですけれども、54年くらいに保健所に来られた担当の予防課長から、連続で管針を使ってはいけません。絶対いけませんと、1人に1管で接種してくださいということを強硬に指導された記憶があります。初めて指導されたというんで、強烈に覚えているんですが。

管針を使って、どういうふうにBCGを接種するのかちょっと説明してもらえますか。まず消毒して、ワクチンを塗っちゃうわけですか。
 種痘の場合と同じなんですけれども、生ワクチンですので、皮膚をよく乾かしたところに溶かしたBCG液をスポイトで落としまして、皮膚の麺によく塗り付けて、直径2センチちょっと切れるくらいのものに9本の針の付いている管で2個圧迫をして、その針の穴からワクチンが体内に入るようにするということです。

検甲第4号証を示す

BCG経皮接種用管針というふうに書いてありますが、今言われた管針というのは、検甲第4号証ですか。
 はい、そうです。

中に細かい針が付いていますね。
 はい。

これを押すわけですか。
 強く押すんです。

そうすると、ワクチンが皮膚の中に入ると。それで接種を行うということなんですね。
 はい。

これを、1人1個を厳密に守れということですか。
 そうです。

それ以前は、この管針をどんなふうに使っていたんですか。連続して使っていたんですか。
 連続して使っていることもありました。厳密に1人1個というのを守ってなかったんです。

それで、厳しく指導されたということなんですね。
 そうです。

そのとき言われた1人1個を厳密に守れというのは、どういうことだから厳密にやれというふうに
言われたんですか。
 針を通して、前の子供から次の子供へ感染すると言うんですね。

だから、1人1個を厳密に守れということですか。
 はい。



とある保健婦の証言 -17- へ

にほんブログ村 病気ブログ 肝臓・胆嚢・すい臓の病気へにほんブログ村
↑↑↑
クリックお願いします
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする