Dr.mimaが医原病を斬る!

C型肝炎の解決を目指し、国の責任を追及するため闘っています。

宗八釣り

2014年12月30日 13時59分16秒 | 釣行
新ひがた町東静内漁港「宗八」釣り、寒いし、波は高いし、そうしている内に「あられ」が降ってきました。しかも釣れるのは外道の「スケソウダラ」ばかり、相棒Kと私を合わせて40枚軽度。持って帰った宗八は流水で背中の匂いの強いヌメリを取り、頭と腸を取り、濃い塩水に1時間ほどつけます。その後新聞紙の上に置き、水分を取り天日干しで終了です。2枚ほど刺身用にしましたが、宗八の刺身は【絶品】です。



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由仁の冬

2014年12月30日 13時53分49秒 | 由仁の人たち
由仁の役場と農村地帯の風景で、ここにはC型肝炎訴訟で国を相手に闘う
情熱的な人たちが住んでいます。来年3月4日(水)には闘いの大きな山場を迎えます。


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夜の札幌

2014年12月24日 16時45分39秒 | 回顧
娘、恵作の札幌の夜景です。なかなかいい出来映えでしょう。






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B―RTO(バルーン下逆行性経静脈塞栓術)

2014年12月18日 08時35分07秒 | 回顧
 食道静脈瘤の内視鏡的治療が進み食道静脈瘤の治療が行きわたるようになると、今度は胃穹隆部静脈瘤(図1)の問題がクローズアップされるようになりました。しかし高瀬らによる方法(食道静脈瘤硬化療法)では胃穹隆部静脈瘤を治療することができませんでした。
そこに現れたのが私と当時ペアーを組んでいた金川博史を初めとした若い医師たちでした。彼らは1990(平成2)年はじめ胃穹隆静脈瘤が静脈へ流れていることに気づきました。(流出路の発見)。
つまり胃静脈瘤の流出路(出口)に注目したのです。最初の例はアルコール性肝硬変で、何回もの食道静脈治療後胃穹隆部静脈瘤から大出血した症例です。この症例の出口は腎静脈に流れていました(図2のType1 )と判断し、金川らは右股静脈から風船のついたカテーテルを流出部まで入れ、そこでバルーンを膨らませ、出口を塞ぎました(図3a)。更に逆行性にエタノルアミンオレート(食道静脈瘤のとき使用したのと同じ血液の硬化剤)をいれバルーンを24時間留置しました。これで胃穹隆部の治療は終了でした。その後4日目のCT画像では胃穹隆部静脈は潰れ、4週後の内視鏡検査では消失していました。




 この方法ですべての胃穹隆部は腎静脈に流れていると思った矢先、思いもよらないことがおこりました。50代の女性が胃穹隆部静脈瘤破裂による胃からの大出血で緊急入院しました。
何せ緊急なことで腎静脈を中心に流出路(出口)を探しましたがついに見つからず、残念なことに出血死と言う結果になり、救命できなかった患者さんのことをいまでも思い出します。
 緊急な場合術者も出血が止まらないと焦りますから、その後はできるだけ予防的に行うことにしました。時間をかけて探すうちに流出路(出口)も下横隔膜静脈から下大静脈にもあることが解りました(図2のTypeⅡ)また私たちのチームには医学部6年間で3年かけて解剖学の単位を取った青年医師がいました。
彼は血管や筋肉などの起始部→停止部(はじまりから終わりまで)を嫌という程たたき込まれていたのでした。彼らの努力でTypeⅡが見つかりました、またTypeⅠやⅡやルートも発見され、カテーテル(図3a,b)もそれぞれにあうものが開発されました。   
英文論文に公表される直前にTypeⅢのルートも発見できました。このルートは胃静脈から心嚢静脈に流出路(出口)あるもので、極めて希なものです。
これは英文雑誌に公表される直前に発見されました。
日本では英文論文発表後B-RTOの技術は抵抗なく肝臓学会でも受け入れられ全国に広がりました。


具体的な症例です。
CT画像で矢印の示されたのが胃穹隆部静脈瘤です。


B-RTOでエタノールアミンオレートに造影剤を入れて造影したものです。
いかに大きな胃穹隆部静脈瘤かが解ります。


B-RTOの4日目のCTでは胃穹隆部静脈瘤は
潰れています。また内視鏡では4週目で胃穹隆部静脈瘤は消失していました。

3代にわたって継続開発された腹腔鏡検査、食道静脈瘤硬化療法、肝動脈塞栓術、マイクロ波やラジオ波治療、B-RTOは引き継がれいま札幌緑愛病院肝臓チームによって花開いている。


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肝動脈塞栓術は内科(肝臓)で

2014年12月18日 08時33分10秒 | 回顧
肝がんの切除は、外科の仕事であることには今でも変わりません。肝がんが肝臓内に多発し、外科的治療が不可能な場合には肝動脈塞栓術(肝がんは肝動脈のみで栄養をもらっていますので、肝動脈を詰め兵糧攻めにして肝がんを壊死させる方法)があります。
この方法を世界で初めて行ったのは、1977(昭和52)年頃からで当時大阪市立大にいた山田龍作によって考案された手技です。肝動脈塞栓術では肝がんは兵糧攻めに遭って死滅しますから、この技術は抗がん剤と併用するなどして確立した技術になっています。
私は京都遊学から帰った1978(昭和53)年からこの技術を取り入れました。しかし血管造影は外科で行っていましたので、肝動脈塞栓術も外科の仕事でした。
内科の要求と外科の考え方には温度差がありましたから、当然内科(肝臓)で肝動脈塞栓術を行いたいということは自然の成り行きでした。
つまり外科では肝動脈塞栓術をやりっ放しで患者の苦しみを日常診療(入院)で診てはいません。  
実際患者を診ている肝臓内科の医師が行った方が良いと判断するのが自然の流れでした。
客観的にみて肝臓内科医が行った方が術後の苦しみも減り、合併症も少なくなり生存率も上がりました。
更に血管造影を行う技術の内科導入によって考えてもいなかった新しい技術が生まれました。

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第10回口頭弁論

2014年12月10日 18時14分52秒 | 由仁・三川C型肝炎訴訟
第10回口頭弁論が札幌地方裁判所8階で開かれました。
国からの本格的な反論がきました。
内容は疫学調査について反論で、書いたのは田中純子女史。
彼女は昭和32年10月18日生、昭和55年 お茶の水大学理学部卒
平成21年広島大学大学院 医歯薬総合研究科 教授
写真は上から札幌地方裁判所、バスで札幌地裁に向かう、岩崎夫妻、いつも
元気に原告として活躍中の小柳 洋太郎(おやなぎ ようたろう 88才)さんと
岡本 武雄(おかもと たけお 76才)さんです。





次回の口頭弁論は平成27年3月4日(水)です。傍聴の程宜しくお願いします。

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第10回口頭弁論があります!

2014年12月07日 12時00分36秒 | 由仁・三川C型肝炎訴訟
12月10日(水曜日)午後2時に札幌地方裁判所において「由仁・三川C型肝炎訴訟」の第10回口頭弁論が行われます。
このブログをご覧の方で当日可能な方は是非傍聴をお願い致します。


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冬みかんを頂きました

2014年12月04日 18時45分57秒 | はじめに
私とともに肝炎問題の取り組んでいます、九州の野田健次さんから
地元の甘い「冬みかん」が届きました。
明日にでも、札幌の病院に入院中の由仁・三川C型肝炎訴訟団団長の
岩崎昭明(いわさき てるあき)さんのところにもお裾分けにもって行きます。



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猿島の秋(鶴巻 進氏からの便り)

2014年12月02日 08時59分18秒 | 支援者の方から
茨城県坂東市(旧猿島)猿島は今紅葉の季節。逆井城と其の続きの櫓(やぐら)。
鶴巻邸の紅葉が美しい。
鶴巻氏は「猿島の奇病」の究明と解決のため奮闘しています。
猿島の奇病に興味のある方からの連絡をお待ちしています。
犬は2匹。白の犬はスピッツで名前は「ちろ」、茶色の犬は柴犬で名前は「みみ」。




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東部肝臓学会に行ってきました

2014年12月02日 08時55分02秒 | ニュース
11月27日ー28日東京「京王プラザホテル」で東部肝臓学会開催。
11月27日の夜は都庁の夜景が見える。新宿ワシントンホテル本館のマンハッタンテーブルで
いまはやりのニッカウヰスキーを3人で飲みました。
写真は私と服部昭仁先生(元C型肝炎問題を考える会代表、北大名誉教授)
そして丸山教子看護婦さんです。
彼女はいつも変わらず美人ですが、お幾つに見えますか?
彼女は昔、道内のB型肝炎ウイルスの家族集積を調査していたときの仲間で、
小樽の採血の帰り高速道路を逆送し、パトカーに捕まり夜勤に間に合わなかったこともあります。。
服部先生も丸山教子さんも「猿島の疫学調査」には多大なご協力を頂いた方たちです。



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