樹業人~風の通心

持続可能な社会や森林・建築・木製品について、気ままに こそっと考える為のネタ帳です。

木のおもちゃ

2007-12-08 | ひとり言
今日は、祖母の一周忌だった。

姪っ子たちが、プラスティックのおもちゃで遊んでいるのを見て
先日、奥矢作の森林フェスティバルで買ってきた杉や朴ノ木の端材で作られたという 上の写真の木製品が事務所にあるのを思い出し さっそく取りに行った。

姪っ子も もちろん材木屋の娘たちである。
木に触れさせたいと思った。

「これは、この柱と同じ スギの木で出来てるんだよぉー」
「あそこの樹も 同じ杉の木だよ。」
と いうと わかっているのかどうかはわからないけど

「 すんごーい ★(お目めキキラキラ) 」

何せ 5才と4才と2才 だ。絶対 意味はわかってないけど
まーいいの。

写真は 5才の作品。

「笑っているハートちゃん」と「怒っているハートちゃん」
怒っている方は、木がちょっとギザギサしてたのです。

子供の発想って おもしろい。

わが社は 結構若いお施主さんが多く よくお子さん連れで打合せにお見えになります。
その時に、スギや桧、ケヤキで出来た積み木をお出しします。
無垢材ですが 意外に楽しそうに遊んでくれます。
それに 今回 犬やハートやクマ、うさぎなどのアイテムが増えるともっと色々な発想が出てくるかもしれませんね。

私は、小さい頃 ほんとの木の端材で遊んでいました。
お風呂の焚きつけ用です。
ふと、祖母が焚いている姿や 一緒にお風呂に入って
しもやけが出来るからと、タオルで手をマッサージしてくれた事とか
いつも 一緒に100数えてから お風呂を出た事なんかを
久しぶりに思い出しました。

ちょっと ウルッとしています。