そして劇的なフィニッシュへ

残り１時間半、目はＭａｃを飛ばし
Ｊｉｎ→テツタ→船長のオーダーを出す。
調子の悪い自分とＭａｃまでをも切り捨てるオニの采配。

今回わしは、ストップウォッチとラップタイム計測ボードを作成していた。
（秘密兵器）
それを影の指揮官、監督であるともりんに一任、
ともりんは実に緻密なラップ計測を行っていたのだった。
よって、わしらの個人ラップは一目瞭然。ピットストップに費やすロスタイムもおのずと明確になってきたのである。
オソラクトップチームは似たような状況なのかもしれない。
多くのチームが、おそらく2Ｌａｐ～3Ｌａｐ交代だったはずだ。
が、、後半4Ｌａｐ～5Ｌａｐ交代に切り替えたチームが、順位を大きく伸ばしたようだ。

ＰｉｔＳｔｏｐロスタイムが40～５０秒前後。
これ以上の周回タイム遅れがみこまれれば、ＰｉｔＩｎが得策である。

佐啓テント商会は、33Ｌａｐ目でわしが出て行ったときに約１0秒ほど先を行っていた。（トナリからＰｉｔアウトしてった！）
わしはコレを捕らえ、一時引き合って巡航していた。もうひとりはゼッケン不明。
しかし、このときの佐啓のヒトはわしの足には結局ついてこれずに切れていってしまった。
かつ、、わしは3Ｌａｐ目突入。かれはピットイン。
これで佐啓に４０秒の差をつけたことになる！やった！二位だ。
と、、思ったのもつかの間。
その後５人で15Ｌａｐほどすると逆転されていた！お、おかしいぞ。
この間のＬａｐ、ウチはだれも決してそんなに遅くないのだ。
む～～、、ピットイン回数か？？
目総監督もそこに気づく。

すわっ！４周以上周回作戦！
若干この発動が他チームより遅れた感があるやも・・・

Ｙ室氏が6分台ダブルをたたき出す素晴らしい4周回をＪｉｎが引き継ぐ。
３周でも4周でもＯＫと総監督の指示。が、、できれば4周。たれれば3周だ。
4周ペースであまり飛ばさずにキープ。7：30ペースをほぼ掴んでいる。
結果。。ここの周回52，53、54Ｌａｐを7：32、7：38、7：23と実にいいペースできざむ。

2Ｌａｐ目がやや押さえ気味なのは途中、、引かされどおし状態になったから。
あし、とめても前ひかねーのよ、、、くっそ～後ろにぴったりくっつきやがっってー。
フツー前がタレたらひくだろー、、（勝負かかってたらひかねーけど。）

ホームストレートに戻ってきたときにブチきれて完全に足とめてみました。
ばかやろ～、、はすっ飛んでダッシュしていきました。とても反応できませんでした。
でも。。。周回するうちにつかまえてやれるだろうという計算があるので、、視界にはとらえつつ、足はそこそこ使わずに追います。ゆるっと追う。
折り返しのコーナー。差はぜんぜん縮まらぬ。はれ？？そんなに足のこしてたの？
と、、おもったらピットインしちゃった。
ひょっとしたらヤツ、、4位か？？
ま、ピットインしちゃったから勝負にもならない。
こちとら4周目周回へ。
ちょ～ど速いのが来て列車作成できたのよ～


それに比べて二位争いを繰り広げたさけいテント商会を紹介しよう。（ダジャレじゃないのよなみだはほっほ～）

わしの第一走。
9：28　13Ｌａｐ目出走。
すぐに佐啓テント商会に引っ付く。ものすごくいいペースでひっぱっていく。
バックストレートで並びつつ、、先頭交代しようとしても前にでれない。。。。
非力じゃ、、、
そしたら、、、
あ、いいですよ、後ろについててください。ひきますから。って。
え？？？？？すすすすす、、すいません。
このくらいのペースで大丈夫ですか？（速すぎませんか？ってことだよ）
だ、、だいじょ＝ぶっす。げ、、コレでいいのか？？わし。
ついててくれたほうがわたしもラクですし・・・
だって、、はあ、、

バックストレッチまでカンペキに引いてくれた。
そそっそ、、そしたら、、、
じゃあ、、ここは前行ってください。応援の人たちみてるでしょ？？
だって。。。げげげのげ、。
完全舞台アレンジまでされちゃった。
まあ、、、仕方ないから前。。激引きしましたけど、。
ギャラリーにはオニ引きしてるよーにみえるでしょうねー
で、、ホームすとれーとをワンツーで抜けると、またまた前、ひきま＝す。って。交代してくれちゃう。ある意味とほほだわな。

二周目に入ると、、さすがにわしも前を引ける！
お互いに先頭交代しながらの巡航。
でも、、やっぱしバックストレッチはほい。。ど～ぞ。ってええ譲られちゃう。

それがきっちり3周つづいておたがいに同時ピットイン。
いや～、、、お互いにねぎらいながら、なんだか最高にすがすがしいんだな、。これが。
このチーム同士が最後の最後で二位三位争い。

結果。。。。

8時間耐久レースなのに・・・・・

ゴールすぷりんと勝負！で、
船長が前（テント商会）を指して勝利！二位げっと。

船長こめんと。。
「ヒトとしてはおわってました」
ぷぷ。
船長もかなり人がいい。
いっしょに走ってるとど～しても引いちゃうんだって。