放浪癖というのは、払拭できない性(さが)なのだろうか。
「またどこかに行きたくなったら、ここにおいで。」
伊藤サキヨの言葉が久しぶりに蘇る。
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別に家出しようとしたわけではない。
計画性、というものが全くなかっただけだ。
そもそもの計画では、鎌倉方面を計画、(というか、漠然と考えていたのだった。距離80k。往復は日帰りは無理かな?とか)
こーすMapも漠然と出しては見たものの、、都内の案内がもともと未経験なのだった。環状8号も環7も走ったことがない。
この日。土曜日。
3時半ころの出発だった。どこへいくつもりだったのだろう。どこでスイッチが入ったのか?????
森林公園という目標は
そもそもこの日は。
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高校卒業後。
調律の専門学校へ通い始めていた。
親の説得は意外にもあっさりしたものだった。
「夢があるなら追え」
「やらずに後悔するのは、もういやなんだろ。だったらおもいっきり、、やれ。」
まったくさばけた親だ。そういえば叔父もゼネコンを退職して年齢制限ぎりぎりで最後の試験を受けて受かったのだったな。
確か。その時もオヤジは、、
乳飲み子がいる中での退職というシチュエーションに、両親が大反対する中、
「やめちゃえ、やめちゃえ~~」
と、大エールを送ったのだとか。。。単なる無責任オヤヂか。。。
良平の問題は学校の先生の説得だった。
県立名門高。9割以上が大学進学。専門学校進学。ほとんどない。
割と長い間、来る日も来る日も話をした。担任と、吹奏楽の顧問と。
結果として自分は折れなかったが。説得しきった。というわけではない。と思う。特に担任は納得していない感触が明らかだ。
O高校からの卒業進路。卒業生200名中150名が現役大学進学。40名が浪人。専門学校進学は・・・
2010年2名 11年 1名 12年 0
13年・・・おそらく・・・1名 だろう。
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15時過ぎ出発。
254を北上。川越から川島。東松山へ。
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