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Amature radio のたのしみ。古い無線機のレストアを中心にアマチュア無線やそのほかの話題も。

TR-9000G レストア その1

2011-07-27 17:24:29 | TR-9000G

これもパワーモジュールを拝借しようかと思って入手しましたが、不具合個所も少ない様子なので部品取りはやめて整備することにします。

初めて手を付ける機種です。TR-9000Gです。

回路図やマニュアルを探してみましたが、なかなか見つからず。海外サイトにあるのはTR-9000の資料だけです。中を見るとTR-9000Gになって若干構成が変わってしまっています。TR-9000Gは国内モデルで海外にはマニュアルが無いのかと困っていると、見つけましたTR-9130です。海外モデルはTR-9130という型番だったようです。

TR-9130との違いはレピーターアクセス機能がTR-9000Gには無いことだけのようです。基本的には同じみたいです。

まず状態確認から

【外観】

全体的に傷はそこそこあります。埃もかぶってます。中は大変きれいでシールドカバーも錆は無くピカピカ光ってます。

傾斜設置のアングルが欠品しているのは設置しにくいです。

【機能】

出力はSSBもFMも10W以上出ていますからパワーモジュールの心配はなさそうです。

受信も-10dBμVの信号が確認できますから問題は無さそうです。

145.000MHzのSSGからのキャリアを受信中にダイヤルを回すと明らかに144.9999から145.0000になった時に不連続に周波数が変わっています。100Hzステップのはずですがココだけもう少し大きく変化しています。

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1.清掃と洗浄

フロントパネルのツマミとパネルを外していつも通り洗浄してすっきりしました。

埃をかぶってましたが、きれいになりました。

リアパネル兼ヒートシンクも外して洗浄・・・・・結構塗装が剥げていたので黒艶消し塗料で塗装しました。これも真っ黒になってきれいになりました。

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TEKTRONIX 2465 購入

2011-07-21 14:09:26 | アマチュア無線

300MHzのオシロスコープを買ってしまいました。

TEKTORONIX 2465 です。先ほど届いて早速動作チェックしてみましたが、概ねOKのようです。

電源スイッチが少々固くて奥まで押し込まないとONにならない問題はあるようですが、使用上はあまり問題は無さそうです。

輝度も十分ありますし、フォーカスもしっかりしています。

早速ツマミを外してパネルを洗浄してすっきりしたかったのですが、ツマミを止めている6角のイモネジがインチ規格なのか手持ちの6角レンチが合わず、外すことができません。今度ホームセンターで探してこようかと思います。

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ホームセンターでインチ規格の六角レンチを見つけてきました。

一番良く動かすツマミ3か所がインチ規格のイモネジで止めてあって外せなかったのですが、外しました。きれいに洗ったら真っ黒だった手垢がきれいに取れてすっきりしました。

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TR-9500G #1 レストア その2

2011-07-19 17:42:28 | TR-9500G

1.清掃・洗浄

いつも通り清掃洗浄をしました。この機械はとてもきれいで洗浄してもほとんど見かけは変わりません。

とても30年も昔の機械とは思えません。内部も大変きれいです。

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2.PLL調整

PLLの調整にかかりました。やはりココに問題がありました。

水晶発振の周波数ずれを起こしています。12.9444MHzが大きく数10KHzずれています。

友人が所有のTR-9500Gを借用して、水晶発振子を拝借し実装してみたところやはりOKです。

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水晶発振子を1個だけでも作ってくれるところ探しました。昔ならCQ誌には広告がいっぱい載っていたのですが、今はありません。ネットで探して電話をしたところ「OK」を頂きました。

「アズマ無線工業」さんです。1,500円で作っていただけるとのことで、即お願いしました。出来上がりが楽しみです。

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2011/7/24

新しく作った水晶発振子を取り付けてみましたが、ダメです。

発振回路によって周波数が違ってしまうのか??

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信和通信のマイク

2011-07-16 00:37:35 | アマチュア無線

信和通信機の業務用無線機のマイクを100円でオークションで購入しました。送料の方がはるかに高くつきましたが・・・・。

届いて中を開けてみるとTA7330Pという昔のテープレコーダーに使われていたマイクアンプのICが使われているアンプ内蔵されていました。コードをカールコードに取り替えて8pinのマイクコネクターを取り付けて無線機(TS-690S)につないでみました。

アンプのGAINが固定でかなり高く設定されており、無線機のMIC GAINをかなり絞らないと使えません。

そこでマイク側に出力可変用のVRを取り付けてマイクの出力レベルを可変できるようにしました。押しボタンスイッチ2個も「UP」と「DOWN」に割りつけました。

安くてなかなか良い固定局用スタンドマイクの出来上がりです。

残念ながら電源を内蔵していないので、マイクジャックに電源が出ていない古い無線機(TS-780など)には使えません。

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TS-780 #a レストア その6(完結編)

2011-07-15 13:56:29 | TS-780 #a

あれこれ手を付けてしまって全然まとまっていなかったので、一番まとまりそうなこのTS-780 #a からまとめました。

一応、調整完了で終了にします。

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7.トーユニット実装

手に入れたときにレピーターアクセス用のトーンユニットが実装されていなかったのでTU-4Aを改造して実装しました。発振周波数を調整して、CTCSSをONにした別の受信機でトーンスケルチが開くことを確認して終了です。

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8.周波数調整

ケースをかぶせた状態で周波数を再度調整して完了です。

周波数はあまり神経質に合わせてもまたすぐずれます。ある程度の所で妥協するしかないです。

800_img_3501_2 145.000MHz

800_img_3502_2 433.000MHz(430MHzローバンド)

800_img_3503_4 435.000MHz(430MHzハイバンド)