これもパワーモジュールを拝借しようかと思って入手しましたが、不具合個所も少ない様子なので部品取りはやめて整備することにします。
初めて手を付ける機種です。TR-9000Gです。
回路図やマニュアルを探してみましたが、なかなか見つからず。海外サイトにあるのはTR-9000の資料だけです。中を見るとTR-9000Gになって若干構成が変わってしまっています。TR-9000Gは国内モデルで海外にはマニュアルが無いのかと困っていると、見つけましたTR-9130です。海外モデルはTR-9130という型番だったようです。
TR-9130との違いはレピーターアクセス機能がTR-9000Gには無いことだけのようです。基本的には同じみたいです。
まず状態確認から
【外観】
全体的に傷はそこそこあります。埃もかぶってます。中は大変きれいでシールドカバーも錆は無くピカピカ光ってます。
傾斜設置のアングルが欠品しているのは設置しにくいです。
【機能】
出力はSSBもFMも10W以上出ていますからパワーモジュールの心配はなさそうです。
受信も-10dBμVの信号が確認できますから問題は無さそうです。
145.000MHzのSSGからのキャリアを受信中にダイヤルを回すと明らかに144.9999から145.0000になった時に不連続に周波数が変わっています。100Hzステップのはずですがココだけもう少し大きく変化しています。
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1.清掃と洗浄
フロントパネルのツマミとパネルを外していつも通り洗浄してすっきりしました。
埃をかぶってましたが、きれいになりました。
リアパネル兼ヒートシンクも外して洗浄・・・・・結構塗装が剥げていたので黒艶消し塗料で塗装しました。これも真っ黒になってきれいになりました。