5.送信部(つづき)
このTS-780はバラモジのバランスが結構ずれていました。調整でヌルポイントは出ましたので問題は無いでしょう。
送信出力を両バンドとも12~13Wに合わせて送信部は概ねOKです。
6.受信部
初期状態確認で受信感度が悪かったですが、PLLユニットを再調整したことで局発レベルが上がったことIF部の調整、RFユニット出力同調をしたことで回復しました。
144MHz/430MHzとも0.12μVでS/N10dBになりました。仕様は0.2μVでS/N10dBですから十分満足しています。
左の写真が0.12μVの信号を入れた状態
右の写真が信号を止めた状態
レベル差がちょうど10dBです。