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【お茶、お点前】基本の基

2012年05月28日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【お茶、お点前】基本の基

お点前もさることながら、基本を綺麗にしたいと、
先生にお願いして、茶杓を頂いて帰ってきた。
どうも、持ち方がおかしいので、
たぶん、日常にはない形の綺麗な構えなのだろう。

指が伸びていたり、丸まっていたり、
茶杓は、お湯や水を扱う道具なので、見せ場でもあり、
基本の所作である。

扱いの決まりごとが、面白い。結構気に入ってる。
水の時、お湯の時、色んなことの合図なのである。
(やはり、利休にはなにかある、ダビンチに似てる)

もちろん、最初に習った袱紗さばきも、
その人のキャリアが判るという位大事な基本の基。

【5月のお稽古】包み袱紗のお点前

2012年05月27日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【包み袱紗のお点前】
今日は、中棗を袱紗で包んで、濃茶点前でした。
初心者の私はよく判りませんが、
諸先輩方は、袱紗で包んだり解いたり、ああしてこうしてと・・・
濃茶を2人分とか、かき出すとか、確認して、お稽古開始。
 
3回3人が同じお点前をして、見稽古。
 (濃茶が美味しく感じ始めた、ようやく一年目)

  ■お茶碗は3種、志野、京焼きの柳にツバメ、アジサイ、
  ■茶杓:表千家即中斎好み、源氏絵巻12ヶ月より、5月
  ■蓋置き:沢蟹
  ■香合は、いかだに青紅葉
  ■主菓子:鶴屋吉信のあゆ
  ■飾り茶器は、黒織部
  □棗は、真塗りの中棗

お薄は、たぶん飾り棚の風炉点前。
 蓋置きと茶杓を飾って、道具の拝見まで。

  ■干菓子:松本の銘菓で、歌舞伎の隈取菓子ともいい、
 歌舞伎座でも販売してた、由緒正しい菓子。胡桃が入っている。


茶花は、黒百合、姫ゆり、

【着物】明日着て行くので、練習

2012年05月26日 | 作る:嚢物 袋物
【着物】明日着て行くので、練習
先日購入の紺色の一重である。

150cmと書いてあったが、もっとありそう。
袖丈は短いけれど、巾は丁度いい。
長襦袢は、今までの物、暑ければ夏用でもいいとの事だ。
帯は、いつもの半巾帯で、貝の口。

白足袋と日傘と草履を用意した。
そうそう、襟が浮く原因は、
付け襟の中心がずれていたことが判明。左右の長さが違っていた。
更にカーブのある芯を逆に入れていたことだ。

前日に予行演習するのは、正しかった。
でも、コートも着ないで電車に乗るのは、なんか変な感じ。

【生地に縁のある日・・・】

2012年05月24日 | 作る:嚢物 袋物
【生地に縁のある日・・・】今日は、生地を頂いた。
昔、お母様がインドで購入されたとか。
黄色系のシャンタンである。(右はイタリー製の麻スカート地)

使わないので、処分しようと思っていたらしい。
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更に、犬も歩けばなんとやら。銀座にて・・・
一重のつむぎ風の着物を500円でGET!色は紺無地。
着丈は、150cmとちょっと短いが、お稽古には十分。

広げてみたけど、汚れもないし、臭いもない。
(さすが銀座、未使用で状態もGOODでした。)
丈が短いから、生地用扱いだったのかもね。

あさってのお茶のお稽古に着ていこう。
着てく着物が無かったから、丁度良かった。生地に縁のある1日でした。

【茶杓袋/茶杓入】~龍村名物裂・仕覆~

2012年05月23日 | 作る:茶入れの仕覆
【茶杓袋を作る】~龍村名物裂・仕覆~
茶道のお点前「茶箱点前」に使う茶杓入れの”第2弾”を作成。
シンプルな形状なのに、意外に難しいこのが茶杓入れ。

茶道具でもあり、茶杓を保護する仕覆でもあり。

龍村の正絹、名物裂を使用し、裏地は淡黄の平絹。
絹糸で丁寧に仕上げました。
    

  ■表地:龍村の正絹名物裂〔花鳥梅花文〕
  ■裏地:絹の古布 平絹
  □芯地:今回使用せず
  ■絹糸、手縫い仕上げ。 
    省略せずに、昔ながらの方法で作成。

※もう一本は、仏製ソレイアードの生地。
  ■表地:綿
  ■裏地:絹地

次回は、古渡り更紗などで作ってみたいものです。

【第40回、道明展に行ってきました】

2012年05月18日 | 作る:組紐
【2012年:道明展に行ってきました】
家を出ようと思ったら、なんと空が真っ暗に・・・
今日は駄目か? コーヒーで一服してたら、あらら晴天。

急いで、自転車で行ってきました。(強風~)


昨年から2回目です。相変わらず、すごい作品群!
真剣に見ていたら、頭痛がしてきた。
今も網膜の裏に色の洪水が・・・

道明展には、優秀賞がある訳ですが、
(配色に柄に苦しんで、未完成の組紐を持つ身としては)
優秀賞を取った作品を見ると、どんなプロセスを経て
この完成度まで作り上げたのだろうと思う。

もって生まれたセンスなのか、それともある程度の努力で可能か?

組紐には、作品のクリエイトな面と実用の帯締めの面があり、
両方楽しめるところが魅力的だと思う。
日本人の色の感覚は、世界的にも特別らしいのです。

【5月のお稽古】風炉のお点前

2012年05月13日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【5月からは風炉に・・・】
先月まで「炉」でした。今月から「風炉」です。

お茶には、炉”と”風炉”という2種類がある。
風炉は夏季 5~10月に、炉は冬季 11月~4月に使用する決まり。
更に厳密に、〔立夏から立冬まで〕と教えて頂きました。
立夏は、5月5日辺り。

濃茶
 ■茶器:白薩摩焼(菖蒲文様)
 ■茶碗:刷毛目(李雅子作 すごい!)・青楓(京焼)
 ■茶杓:裏千家5代作
 ■お詰め:伊藤園の
 ■主菓子は、美濃忠の「初かつを」
  

薄茶
 ■棗:一閑張り(柳文様の金蒔絵)
 ■茶碗:刷毛目(李雅子作)・青楓(京焼)
 ■茶杓:表千家12ヶ月のうちの5月
 ■お詰め:伊藤園の
 ■干菓子は、鎌倉の貝2種

お軸:草緑山青
茶花:7種類(雪ノ下、海老根、なでしこ、かたばみ、笹、
       小松菜の花、

着物は何を着たらいいのか?
皆様の着物は、楓文様、牡丹、三社祭などを意識したチョイス。
まだ5月は、袷のお着物だと聞いたその日に
帰りの電車の中、紗の羽織姿を見て、早すぎるのも変でした。

さりとて私は、いつもの練習着ですが・・・
半巾帯くらい春らしい色にしたくなりました。
鼠色の紗らしき着物ならあるんだけどなぁ・・・紗は7、8月!

【宝鐘草/ほうちゃくそう】~茶花~

2012年05月01日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【宝鐘草/ほうちゃくそう】
昨日のお稽古で茶花に使っていた、宝鐘草を調べてみた。

名前を聞くのも初めてだし、
実際のお花をこんな間近でみるのも初めてである。
  

ユリ科(チゴユリ属)の多年草。
お寺の軒下の鐘の形に似ていることが名前の由来らしい。
お茶の席に好まれそうな花材だ。

単色の葉と同じ緑花は、洋花でも今人気の色目だ。
緑の菊などとてもモダンだ。